夏限定のスペシャリテ!【Soupe de poissons】スープドポワソン

 



夏はリヨンを飛び出しヴァカンスの地へ!
旅する気分で味わう プロヴァンス!



岩礁の魚がたっぷりまるごと溶け込んだ
港町マルセイユのスペシャリテ!
Soupe de poissons
スープ・ド・ポワソン


Salut! Tu vas bien?
どうも、シェフです。

食べれば必ず虜になる夏のスープ。
夏のあいだに何度も通うその訳は、あのスープが食べたいから。
瀬戸内の岩礁の魚がたっぷり詰まった、ロゼがすすむ夏の味。
残暑が厳しい毎日でも、このスープに出会えた夏は幸せ♡
太陽も嫉妬する、夏に似合うスペシャリテ。それが、スープ・ド・ポワソン

このスープを目当てに、県外から&海外からも、毎年欠かさず足繁く通ってこられるお客様まで。それは、伝統ある地方料理が持つ 底力のなせる業。料理の上辺だけじゃなく、その地に暮らす人々の生活や背景をすべてひっくるめて 受け止めてるからこそ本物は作れるんだ。

交易で栄えた港町。多くの荒くれ者が暮らしたその昔。実に理に適った魚のスープ。
岸辺に上がった規格外の魚たち。キッチンに常備しているプロヴァンスハーブに秘伝のスパイス。身近なものを手あたり次第 大鍋に投げ込んで強い火力で豪快に作ってるように見えるスープも、美味しく仕上げるコツ、ポイントがあきれるほどにたくさん隠れている。なんとも微妙で絶妙な匙加減。
豪快で繊細なスープ・ド・ポワソンは、ヴァカンス気分を盛り上げる。
今夜も世界中の美食家たちを魅了するんだ。さぁ、旨い夏を召し上がれ♪


このスープの美味しさのキモは、新しく作ったスープを前回のストックに混ぜ込んでいくこと(←鰻のたれ式)。何度も何度も仕込んでるうちに、気が付けば18種!カサゴ、アナゴ、メバル、カマス、マダイ、アカムツ、キス、ハゼ、イトヨリ、ソール、クロダイ、ヤガラ、キンメ、コチ、ヒラメ、セトダイ、カレイ、…(もっと増えるぞ!)。魚種が増えれば増えるほど、どんどんうま味が複合的に重なっていく。このスープがあれば、熱い夏も乗り切れるぞ⁉


Soupe de poissons
スープ・ド・ポワソン

暑い夏は、体を芯からナツにする、元気いっぱいスープドポワソン!

瀬戸内は漁場が近いから、市場に揚がる魚も岩礁に住む魚がとことん豊富。なにより新鮮♡遠洋で獲れる大型魚じゃなくて、小さくて旨みの濃い魚が目白押し。
僕たちで うまいスープを作ってくださいと言わんばかりのずらりと並んだ魚たち。ん~~、かわいいじゃないの~~♡

今回は、カサゴ・アナゴに、コチ・セトダイ・カレイ。
さぁ、うまいスープに仕上げるぞ~~~~⤴⤴
東京ではお目にかかれない魚も仲間入り。
セトダイ(ビングシ)写真右端
少しとぼけた顔に立派な背びれ。
鬢をとかす櫛が名前の由来?
皮下のゼラチン質に 締まった身質。
煮ても焼いてもうまいぞ~。
もちろん、スープドポワソンにも うってつけ。


新鮮な魚と香味野菜をとことん炒めて、プロヴァンスハーブと一緒にしっかり煮込む。南仏の港町のスペシャリテは、豪快で繊細。ガツンとくる旨みでノックアウト間違いなしだ!
(気になる作り方はこちらから→blog

そして、恒例の ぐつぐつタイム。




Bon appétit et large soif !
chef



夏はリヨンを飛び出し
旅する気分で味わうプロヴァンス!
キリっと冷えたロゼを片手に
夏限定の味をお楽しみください


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厳選ロゼが
キリっと冷えてます


夏はリヨンを飛び出しヴァカンスの地へ!
旅する気分で味わう プロヴァンス!
夏限定の料理に合わせて
喉を潤すキンと冷えたロゼ
今年も 最高のヴァカンスをお楽しみください

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Bistro Tableau Noir(←Website)