Fleur du Maquis
Salut! Comment ça va?
どうも、シェフです。
今日は、地中海に浮かぶ最後の楽園、コルスから届いたブルビを。
「灌木に咲く花」という名の、羊乳から出来たフロマージュだ。
Fleur du Maquis
フルール・デュ・マキ
とにかく特徴的なのは、目を引く表面を覆うハーブ。
このフロマージュは、ミックスしたプロヴァンスハーブをしっかりと纏わせて約1か月熟成させたものなんだ。
サリエット、ローズマリー、オレガノ、マジョラム、バジル、タイム。
これだけハーブをまぶしてるからね。
まず、ふわっとハーブの爽やかな香りに引き込まれるよ。
そして口に運ぶと、むっちりした弾力。
薄い乳白色は、羊ミルクの優しい甘さ。
その ほっくりした香りと、ハーブの爽やかさ、時折感じるかすかな刺激が癖になるブルビだ。
ナポレオンが生誕したことで有名なコルスは、プロヴァンスと並び ヴァカンスの地として人気の島だ。別名、Ile de Beauté(美しい島)と讃えられるほど、信じられないほど澄んだ海、青い空、神秘的な海岸線。
夏の日差しを少しばかり浴び過ぎたこんな日は、コルスの香りに包まれるのも悪くない。
じっくり溶かしほぐすように、あふれる香りをお楽しみください。
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さて、みんなのフロマージュ♡愛を ひしひしと感じる今日この頃。
じわじわと浸透してきた例の決め台詞で、
フロマージュを注文してくれるお客様が増えてきた。
そう。かっこいいリヨンの夜の過ごし方への、とっておきの決め台詞。
- デセールの前に、フロマージュを。
ワインの残り具合を見定めて、
黒板のラインナップを笑顔で眺める様子が、もう嬉しくてね。毎日の熟成へのお世話にも熱が入ります。
気になったひとつのフロマージュを狙い撃ちするもよし、
ワインにあわせた、僕チョイスの盛り合わせで少しずつ味わうもよし、
食べごろを迎えたフロマージュで、今夜も美味しいため息をいっぱいこぼしてください。
NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
フランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を
chef
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美食家・ブリヤ=サヴァランの名言から
Un dessert sans fromage,
est une belle à qui il manque un œil.
Jean Anthelme Brillat-Savarin, 1755-1826
フロマージュのないデセールは
片目のない美女のようなものだ。
ジャン アンテルム ブリヤ=サヴァラン
- デセールの前に、フロマージュを。
とっておきの決め台詞で
美味しい第二幕をお過ごしください
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「夏はロゼ!」
夏のロゼ祭り・開催中!
夏はリヨンを飛び出しヴァカンスの地へ!
旅する気分で味わう プロヴァンス!
夏限定の料理に合わせて
喉を潤すキリっと冷えたロゼ
今年も 最高のヴァカンスをお楽しみください
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Bistro Tableau Noir(←ホームページ)