フロマージュも続々入荷!

どうも、シェフです。

さぁ、どんどん食べごろを迎えています。
熟成させて真価を発揮する、自慢のフロマージュをぜひ。


- いつ来ても、美味しいフロマージュが揃ってるの、すごいことだよ?
- こんないい状態のシェーヴル、初めて食べた…。
- ブログを読んで、「食べごろ」の意味がわかったよ!

そんな、嬉しい驚きを振りまいてるフロマージュ。
フランスの村々で作られた伝統を、少しでも美味しく食べてもらうのが僕の仕事だ。
美味しいフロマージュを食べると、フロマージュ♡ファンも増えるしね。

ある日の食べごろフロマージュ🧀


種類がふえると、熟成待ちの毎日の世話が どんどんマニアックな世界に。

流通時は、まだ若い状態で出回ることが多いフロマージュ。
入荷してすぐは、まだ早い。
果物をイメージしてもらえるとわかりやすいかも。適度に熟れさせてから食べるでしょ?
フロマージュも その本領を発揮できる、最適なタイミングで食べることが欠かせないんだ。

でもね、簡単に言えば「追熟」なんだけど、相手はなかなかに 気難しい。
ただ時間をかければいいわけじゃなくて、
温度、湿度、汗をかいてないか、乾燥してないか、
色、やわらかさ、香りの変化をチェックしつつ、必要なら、それぞれに適切な処置を。

当然、違う種類のフロマージュを同じ容器に入れちゃダメ。
呼吸してるからラップで密着はご法度だし、開放的にすると乾燥しちゃうでしょ。
冷えすぎないように、香りが移らないように。
いつ出せる?まだ早い?

大切なことは、とにかく快適な環境を作ってあげる。だからね、毎日の世話が欠かせないんだ。

で、食べごろになってきたフロマージュを選定して、4~5種類を黒板に書く。
熟成には数日から1週間か、中には1ヶ月かかるものもあるから、専用のセラーには 8~9種類のフロマージュが常時あるってわけ。

8~9種類。それぞれに、適切な環境を作る。
ね。
かなり、マニアックな世界でしょ?


フランスから届いた若いフロマージュたちに、声かけをしながら、ご機嫌を伺いながら、育てていく。無理やり急かしてもいいことはないから、その時(食べごろ)が来るのを静かに待つ。
言わば、フランス生まれ、日本育ちだ。

食べごろで食べてはじめて、フロマージュはその本領を発揮する。
今夜も、食べごろのフロマージュをご用意してお待ちしています。


そんな、自慢のフロマージュの楽しみ方は、
黒板を眺めながら、気になったフロマージュを狙い撃ちしてじっくり向き合うもよし。もちろん盛り合わせも出来るから、僕チョイスのチーズプレートで、何種類かを少しずつ贅沢に堪能するもよし。


- デセールの前に、フロマージュを。

このシチュエーション。デート中のカップルなら、まだ帰りたくない!って気持ちがこぼれ出てるサインなんだ。目と目で合図して、美味しい時間を少しでも長く。かすかに、ん、色っぽい。

ハタチの頃、勉強のために出掛けたフレンチレストランで、僕もこのフレーズ、背伸びしてカッコつけて使ってみたりしたな~。懐かし過ぎる思い出だね。

そんなフレーズで始まる、美味しい夜の格好いい締めくくり。


- デセールの前に、フロマージュを。

ひと口味わっただけで体中がとろけちゃう、そんな食べごろのフロマージュで幸せをさらに膨らませちゃおっか。格好いい、大人な時間の始まりだ!


メイン料理のその後は、フロマージュとオ・ド・ヴィで始まる第二幕!
( → Eau-de-vie )


NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
ランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を 
chef

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