冬リヨに、タヴェル。『 Tavel -La Forcadière- 2022 / Domaine Maby 』



タヴェル / ロゼ / グルナッシュ・ノワール、サンソ-、
グルナッシュ・ブラン、ムールヴェードル、シラー
Tavel  La Forcadière 2022
Domaine Maby
【 冬のリヨンコース 】とぜひ。



Bonjour!  Ça va?  ワイン担当のAyakaです。

冬のサプライズワインを見つけたくて、数か月前から、シェフと試飲を重ねていましたよ。そして遂に出会えた美味しさに にんまり笑いあい、決めたのはタヴェル。


このロゼを口にした瞬間、私の心には【 冬のリヨンコース 】の料理がくっきりと。リダニョのふくよかな味、クネルのソースのコク、パイ包み焼きの香ばしさ・・・。冬のリヨンコースとリンクする香りをたっぷり纏ったロゼは、力強くも繊細。深い香りと厚みのある味わいをじっくりご堪能ください。

もちろん【 冬のリヨンコース 】には、ボジョレワインがピタリとはまるのは言わずもがな。それでもリヨン料理×ボジョレの定石を通り越した、美味しい驚きの 年の瀬があってもいいんじゃないかな?夏に旅した南仏をちょっぴり思い出したりしながら、楽しんでいただけたらうれしいです。


作り手はタヴェルで3代続くドメーヌ・マビー。「年間を通して葡萄の健康と品質にこだわり続けることで、素晴らしいワインが生まれる」という哲学が生きたマビーのロゼ。力強くも繊細なタヴェルのテロワールが最大限引き出された、極上の1本です。



Tavel  -La Forcadière- 2022
Domaine Maby   ¥8,870
Grenache Noir 60%・Cinsault  20%
Grenache Blanc 5%・Shyrah  5%・Mourvèdre 5%

オレンジがかった臙脂色は
宝石のように輝く柘榴のよう

一面に咲いた野花
グラスからこぼれ出る
レンゲの花 コスモス ガーベラ
力強くも可憐な香り


高原の凛と澄んだ空と風


ライチ 花梨
チェリー アセロラ 蜜柑
甘酸っぱい喉ごしは シャープな印象を残しながら
ビロードの喉ごしに磨きをかける


タヴェルの本領発揮は さぁここから

紅茶がふわりと漂い
豊かに膨らむバター感
ふくよかに香る蜂蜜

ブルーベリーの甘い酸
落ち着いたアマンドのコク

噛みしめる干し肉のニュアンスは
ジューシーで肉厚

複雑な香りを纏い
余韻はフローラルに爽やかに
凛と佇む心地よさ


冬のリヨンコースと
とびきりのマリアージュを奏でるロゼ
ドメーヌ・マビー
タヴェル




タヴェルはかつて教皇庁の置かれたアヴィニョン(←)から北西 15㎞、ローヌ右岸に位置する人口約1,500人の小さな村。最高級のロゼを造り出すことでいまや世界中のワインラヴァー憧れの地となったワインの生産地。実は、ロゼワインとしてフランスで最初のAOC認定を受けたのもタヴェルなのです。



キンと冷たい風を頬で感じた冬の夜。
湯気が似合うビストロで、宝石のように輝くタヴェルを傾ける。期間限定だからこそ一層美味しく感じてしまうロゼ。煌めく深いローズは、これぞまさにタヴェルカラー。ロゼワインと赤ワインの中間に『タヴェルワイン』があってもいいと思うくらい、魅力的なロゼワイン産地です。歴代の教皇も愛した芳醇なタヴェルを片手に、贅沢な冬の夜をお楽しみください。



今夜はマビーのタヴェルで
サンテ‼ Santé‼ カンパイ‼
Ayaka