café


Salut! Comment vas-tu?
どうも、シェフです。

今日は、カフェの話。

café
フランス料理の締めくくりに欠かせないキーアイテムなのはわかるんだけど、
誰もちゃんと教えてくれないから、

 -これでいいのかな?
 -飲み方とかあるの?
って思いながらとりあえず頼んで、とりあえず飲んでみる。

 -もっと、格好良く飲みた~い!
そんな声も。

よし。今日、スッキリしちゃおう!



 - 苦いから、苦手。
ってたまに言われるんだ。

ブラックで飲むのが「通」っていうか、「大人」みたいな。

ちょっと、待って。それが「通」なの? ?

カフェに砂糖を入れずに飲むのは、
世界広しといえども、きっと日本人だけじゃないかな。

カフェには必ず砂糖を入れる。必ず。

そうすることで、砂糖の香りがつく。
フレーバーだと思ってくれてもいい。

甘さの調節は、どれくらい溶かすか。
つまり、スプーンで何回ぐるぐるするかで調節する。
あんまり甘くしたくない人は、入れるだけで混ぜなくてもいい。
底に沈んだまま、溶け残っててOK。
それでも入れる理由は、砂糖の香りを付けるため。

カフェの砂糖=フレーバー
簡単でしょ?

 - じゃあ、甘いカフェが飲みたい人は?
そう。ぐるぐるしっかり溶かしちゃえばいいんじゃない?
でも、あんまり混ぜ過ぎちゃうと表面のクレマが消えちゃうよね。

そんな時は、カフェに砂糖を入れて軽く混ぜたら、
もうひとつ角砂糖を追加(!)して、左手で角砂糖をつまんで、カップを右手に持つ。

あ、わかっちゃった?
ガリっと削るようにかじっては、カフェを口に運ぶ。
ちょっとマナー違反?いやいや、実際こんな風に飲むリヨンっ子たくさん知ってるよ。

カフェを飲むシチュエーションは、色々あるとは思うけど、
頭の中をフル回転させる現代社会で、
フッと息抜きする時や、何かが終わった締めくくりにってことが多いんじゃない?
疲れた脳にはこれくらいの糖分が心地いいのも事実。
それになんたって、一口ずつ 気分で甘さを調節できるしね。
やってみると癖になっちゃうかも。ぜひ試してみて。

遠慮なく、お申し付けください。
 - 砂糖、もう一つください
って。♡


で、カップの底で溶け残った砂糖、
飲みほした後、すくって食べるとまた幸せなんだよね。

カラメルっぽく底に沈んだ砂糖をジャリジャリすくってなめてみる。
なんだか第二のデセールタイムが始まったみたいでにんまりしちゃう。
楽しみがいつまでも続く、この感じ。これが リヨンらしさ。
美食の都は2度美味い。
グラスに残ったオードヴィをほんの少し垂らしてみても粋だよね。


そうそう、フランス人から混ぜ方を聞いたことがあるんだ。

彼曰く、
 -日本人は真面目だから、しっかり溶けるまで混ぜちゃうだろ?それも、カップを睨み付けて。そうじゃないんだ。混ぜる時は、鼻歌を歌うような軽い気持ちで、それこそよそ見をしながら、可愛い子いないかな?くらいの気持ちで混ぜる。真剣に混ぜてないから、カップの底に溶け残る。これでいいんだよ。表面のクレマも残るしね。

よそ見しながら??・・・、ラテンだよね。
でも、わかる気がする。


どうかな。いままで、なんとなく飲んでたとしたら、
食後の時間が楽しみになってきたでしょ?


ビストロでリヨンの夜を満喫した後、
ゆ~っくりとカフェの時間を持つ。

あ~もう。
なんて、かっこいいんだ!



ビストロの締めくくりを、どこまでもかっこよく。
夜風をリヨンの風に変える、そのために。



NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
ランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を 
chef



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