Tapenade en noir et vert

 

南仏の味・オリーヴのディップ
Tapenade en noir et vert
黒と緑のタプナード


Salut! Tu vas bien?
どうも、シェフです。

今日は、リヨンっ子も憧れる、南仏プロヴァンスの話。

夏になると、ヴァカンス街道(A7号線)で こぞって南の楽園へ。
フランスの民族大移動と揶揄されることもある、夏の風物詩!

で、僕たちリヨンっ子もプロヴァンスを満喫しようと、
料理もワインも じわりじわりと、に衣替え。


このブログの熱心な読者なみんなは、リヨンとボジョレはかなり詳しくなったはずだから、
夏を本気で楽しむために、今日はプロヴァンスのこと、改めて解説。
知れば知るほど、じわじわじわじわ行きたくなるなる!


ヨーロッパ史に必ず顔を出す、プロヴァンス。
その歴史は古いぞ
紀元前にギリシャからその歴史は始まり、ワイン作りが盛んになって、
ローマ帝国、スペインの支配を経て、紆余曲折の末、15世紀にようやくフランスの領土に。

貿易の要衝として栄えたマルセイユ、
教皇庁が置かれたアヴィニョン、
闘技場のあるアルルなど、歴史に欠かせない街も多いよね。

フランスなんだけど、地中海ならではの独自の文化を持ち合わせ、
近隣国のスイスやイタリアの影響を強く受けながら、
それでもやっぱりフランスという、どこまでも深く知りたくなるプロヴァンス。

照りつける太陽、青い海、真っ白な雲に、高い空・・・
海もあれば、山もある。川があれば、大きな湿原だって。
あぁもう、行きたーい!

セザンヌ、ゴッホ、モネ、ルノワール、…。自然も豊かで画家たちにも愛されてきた。みんな、眩い光、原色に満ちたあの世界に惹かれたんだ。

観光地として 憧れの南フランス、なんて呼ばれたりして、
パワーいっぱいの美味しいものも、たーくさん。
あぁもう、ますます行きたーい!

ビストロも、夏はヴァカンス、プロヴァンスだ‼

そんな魅力いっぱいな、プロヴァンス名物を。

Tapenade en noir et vert
( タプナード アン ヌワール エ ヴール )
黒と緑のタプナード

オリーヴと、
ケーパー、アンチョビ、オリーブオイルでつくるプロヴァンス伝承のペースト。 
Tapenade(タプナード)

旅行に行ったことのある人は、
マルシェで、色とりどりの Tapenade を見たことがあるはず。
まるで、昔ながらの味噌屋さんみたいな光景。
綺麗に山に均して盛られてるところに、無造作にスコップが刺さってるのも、なんだか格好いい。眺めていると、食べてみるかい? なんて味見させてくれることも。

ワインが進んじゃうのが困りもの。
仕方ないな~。飲んじゃう言い訳に使っても?
もちろん!Bien sûr! 


ヴァカンスで飲むものといえば、なんたってこれだよね。↓
ロゼ!

アツい夜を輝かせる ロゼワインが、今週も続々入荷しています!


マルセイユ生まれのリキュール、パスティス(←)もおすすめだ。
 Pastis de Marseille +Perrier  ¥800





夏の、いつもの合言葉。

 - ビストロで、ヴァカンスしない?

夏が楽しくなること、間違いなしだね。



NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
ランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を 
chef


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 Bistro Tableau Noir(←ホームページ)