Île flottante

今日は、浮島と呼ばれるメレンゲのお菓子を。

Île flottante イル・フロタント
浮いている島

卵白をしっかり泡立てて、茹でて火を入れたふわふわと弾力のあるメレンゲを、
ソース・アングレーズ(カスタードソース)に浮かべたデセール。

リヨン 伝説の料理人、ポール・ボキューズのスペシャリテとして有名だよね。


Île flottante
イル・フロタント
伝統的な仕上げは、飴掛けしてアーモンドを振り散らす。
柔らかい、だけじゃない、浮島がこんなにも美味しい秘密。
食感と香ばしさに、ソースをたっぷり絡めて召し上がれ!


メレンゲの表面にはパリッとカラメル、そこへアーモンドを纏わせてコーティング。
スプーンで割って、たっぷりのソースと一緒にすくって食べる。

割る音がまた可愛いんだ!
カンカン
っていうよりは、中がふわふわのメレンゲじゃない。
カン(ポフ)、カン(ポフ)みたいな不思議な音で割れる。

優しさの中に、幸せな甘さ。
食感の楽しさも手伝ってスプーンが止まらなくなっちゃう。
バニラのソースに癒されたら、
アーモンドの香りも口いっぱいに広がって、笑顔弾ける浮島だ。

リヨンは、本当に食いしん坊の街だなって、実感しちゃう。
だって、食後のデセールにまで全く手を抜く気配がないんだもの!

ボジョレに酔いしれた後は、リヨンのデセールで夢心地。
もう、美味しすぎて困っちゃう、おい、聞いてるのか、美食の都!




NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
ランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を 
chef

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