Chabichou du Poitou

Salut! Comment ça va?
どうも、シェフです。

今日は、味わうほどに、とろけていくシェーヴルを。

Chabichou du Poitou
シャビシュ・デュ・プワト

しわのよった樽栓形のシェーヴル。
誕生は、8世紀、トゥール・ポワティエ間の戦い。(732年)
日本だと、平安京遷都よりも、もっと前。ん~ 古いね~。

で、このシェーヴルは、
トゥール・ポワティエ間の戦いで、スペイン経由で侵攻してきたサラセン人が山羊の飼育法とフロマージュの製法を残したって伝えられてるんだ。人と一緒に文化も動く。ひとつひとつの背景を考えると、改めて歴史を勉強したくなってくるよね。

Chabichou du Poitou
シャビシュ・デュ・プワト

口にするとはかなくとろける表皮は、見た目よりもずっと薄く感じる乳白色。
そして、中身はしっとりと詰まった純白。
柑橘の香り、ミルクのコク。
かすかにナッツが漂いながら、口の中で絶妙なタイミングで溶けていく。


傍で優しく佇んでるんだけど、しっかりと記憶に刻まれる存在感が。
まるで初恋の人を思い出させるような、愛おしいシェーヴル。

じわっと、美味しい夜が更けていくね。



NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
ランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を 
chef

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