Aïgo boulido à la boulangère
Salut! Tu vas bien?
どうも、シェフです。
今日紹介するのは、元気が欲しい時にピッタリな熱々スープ。
にんにくがたっぷりと溶け込んだ食べるスープだ。
Aïgo boulido à la boulangère
( アイゴ ブーリド ア ラ ブランジェール )
パンとにんにくのスープ
リヨンで食べた時、それはもう衝撃の美味しさで。
熱々に焼いたスープボールに、薄切りのパンがど~っさり入ってる。
そんな、なんのことない見た目だったのに、食べ始めると止まらない。
旨味のあるスープをパンが吸い込んで、ほのかにじわっと拡がるにんにくの香り。
ボジョレがどんどん進む、「飲める」スープだったことも手伝って、
食べ進めると、カラダがじんわり暖かくぽかぽかに。
でもね、フランス語的にちょっと聞きなれないよね、Aïgo boulido アイゴ・ブーリド 。
料理名にオック語(プロヴァンス語)が混じってるから聞いてみたんだ。
- これは、プロヴァンス料理なの?
そしたら、マダムが丁寧に説明してくれて。
ヴァカンス先で食べて、あまりに気に入ったからママ友から作り方を教わったんだって。
それをリヨン流の作り方にアレンジしてるから、これはリヨン料理なのよ。って。
確かに南仏の陽気な味というよりは、美食の都の滋味深い味。
リヨンの懐の深さに感銘を受けた勢いで、作り方をこっそり授けてもらったんだ。
懐かしい思い出だね。
力強くも、優しくて、食欲を増す香ばしさが食べる手を止めさせない。
きめの細かな、繊細なボジョレの魅力がますます際立つスープって言えばいいかな。
一度食べると、ハマっちゃうこと請け合いです。
地中海沿岸の国や地域に、にんにくスープは数あれど、
美食の都のにんにくスープは やっぱりひと味違う。
ボジョレを片手に、お試しあれ!
NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
フランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を
chef
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