Pont-ľÉvêque
Salut! Comment ça va?
どうも、シェフです。
今日はとっておきのラヴェを。酪農王国ノルマンディを代表するラヴェが ようやく食べごろを迎えたんだ。
現地の農家で味わった美味しさが忘れられなくて、(おじさんの少し鼻が赤くなった顔も頭に浮かんで)入荷すると嬉しくなるフロマージュのひとつ。熟成へのお世話にも気合が入る~⤴⤴
口に含むと、北の大地に旅する気分に浸れるよ。
Pont-ľÉvêque
ポン・レヴェック
オレンジがかった黄色い表皮は、徐々に赤みを帯びていく。
デコボコのすのこ模様が、並べてカーヴで熟成させた様子を物語る。
塩水で、繰り返し丁寧に磨かれたラヴェ。
職人の息づかいまで感じられそうで、眺めているだけで唾が出てきそうだね。
中身は、薄い乳白色。
まばらに小さな気泡が混じり、むっちりとその時を待っているイメージ。
リンゴやプラムの香りが漂い、ラヴェ特有の刺激香はどちらかというと優しめ。
ミルクのコクがじわっとひろがり、暖かな余韻に包まれる。
ルーアンから足を延ばし、ポンレヴェック村へ。
もう、20何年前になるんだね。
農家で味わったこのフロマージュがたまらなくてね。
ムッチリとトロトロのちょうど中間で、口の中一杯に広がる香りにもうメロメロで。
僕があまりに美味しそうに食べるもんだから、
ご主人が秘蔵のカルバドスまで持ってきて、よく合うぞ。一緒にどうだ?と。
すすめられるままに、リンゴの蒸留酒を口に含み、ポンレヴェックをゆっくり溶かしていく。香りが何層にも膨らみ、その余韻は幸せそのもの。
カルバドスを舐めて、ポンレヴェック。そしてカルバドス。
あっという間に無限ループにハマってしまった記憶。
懐かしい思い出だ。おじさん元気かな?
あの時の美味しさを、みんなにも知ってほしくてね。
合わせるなら、カルヴァドス。
そう。北の大地の風景が、いっきに広がります。
(オ・ド・ヴィのリストはこちら。↑クリック‼)
前菜・メインと、ワインで美味しく過ごしたそのあとは、
フロマージュ と オ・ド・ヴィ で始まる、ビストロの第二幕。
シックな大人な時間へようこそ。
NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
フランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を
chef
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Bistro Tableau Noir(←ホームページ)