Selles sur Cher

Salut! Comment ça va?
どうも、シェフです。

みんなのフロマージュ♡愛を ひしひしと感じる今日この頃。

じわじわと浸透してきた例の決め台詞で、
フロマージュを注文してくれるお客様が増えてきた。
そう。かっこいいリヨンの夜の過ごし方への、とっておきの決め台詞。

 - デセールの前に、フロマージュを。

ワインの残り具合を見定めて、
黒板に書いてある本日のフロマージュのラインナップを笑顔で眺める様子が、もう嬉しくてね。毎日の熟成へのお世話にも熱が入ります。
(熟成させて食べごろに。楽しくて仕方ないマニアックな世界へようこそ  blog

気になったひとつのフロマージュを狙い撃ちするもよし、
ワインにあわせた、僕チョイスの盛り合わせで少しずつ味わうもよし、
食べごろを迎えたフロマージュで、今夜も美味しいため息をいっぱいこぼしてください。



今日紹介するのは、ロワール川中域、ベリー地方の山羊チーズ、サンドレ。
2週間かけて 食べごろになったシェーヴルだ。

Selles sur Cher
セル・スュル・シェル
Selles sur Cher

ちょっと名前が呼びずらい?!舌をかまないように気を付けてね。

少しつぶれたような円盤形の、灰まぶし(cendré・サンドレ)チーズ。

cendré(サンドレ)って、ディズニー映画のあのお姫様もこの名前。サンドレ姫ってこの言葉からきてるんだ。灰を被ったようなお姫様ってすごいネーミングだけど、みすぼらしいって設定なわけだから、あぁなるほどって思うよね。


Selles sur Cher セル・スュル・シェル
シェーヴルの一大産地、ロワールが生んだ、傑作。
若いうちは、ちょっと粘土っぽくて酸が強いからとっつきにくいんだけど、熟成するとその真価を発揮する。
しっとりとねっとりと、印象的なコクを残しながら口の中でじっくりと とろけていくんだ。

ポプラの灰と塩をまぶしてあるから、そのほのかな塩気が心地よく、
余韻はベリー系のフルーツの甘酸っぱさ、爽やかな香りが駆け抜ける。



 - デセールの前に、フロマージュを。

とっておきの決め台詞。
美食の都で、美味しい夜をお過ごしください。

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NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
ランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を 
chef

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