Chèvre chaud
Salut! Tu vas bien?
どうも、シェフです。
今日は、ビストロのサラダ界(⁉)で、ひと際 存在感のあるサラダを。
サラダなのに それをアテに飲めて、それでいて爽やかに充足感満載。
そんなサラダはこれしかないでしょ。
そう。Chèvre chaud(シェーヴル・ショ)山羊チーズの温製サラダ。
パン・ド・カンパーニュに載せたシェーヴルに蜂蜜をかけてオーヴンで焼く。
グリーンサラダにカラメリゼしたクルミをたっぷり散らしたら完成だ。
パン・ド・カンパーニュ(田舎パン)のざっくりした小麦の食感と
焼いたシェーヴルと 蜂蜜の、深くまったりとした味わい。
焼いたシェーヴルと 蜂蜜の、深くまったりとした味わい。
友人のフランス人シェフ曰く、
フランス人にとって、このサラダの味は「恋人とキスをしている感じ」、なんだって。
甘く、ほろ苦く、深みがあって、クセになる、って?
その真意はまだ確認してないからわからないけど、
ビストロに欠かせないアントレであることは、確かだ。
とろりと ほの温かいシェーヴルを、パンドカンパーニュごとナイフで切って口に運ぶ。
すると ふくよかさが広がって、膨らんで破裂しそうな美味しさを精一杯噛みしめてみる。
その幸せな余韻が続く最中に、グリーンサラダを口いっぱい頬張れば、ほら、極上のサラダに化けるんだ。
そしてボジョレワインとの相性も特筆もの。
酸とコク、甘さと苦みが絶妙に絡み合う。
きっとこれは、恋人との運命の出会いだね。
活気あふれるリヨンの街の喧騒や
たわわに実るボジョレの葡萄畑を想像しながら、サラダを頬張る。
ボジョレを片手に始まる、美味しい秋がやってくるぞ。
NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
フランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を
chef
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Bistro Tableau Noir(←ホームページ)