家でタブロ ポム・ブーランジェール
一覧はこちら→目次
フランスの味を紹介する新シリーズ、「レシピブログ・家でタブロ」
今回は、じゃが芋のパン屋風、ポム・ブーランジェールだ。
ポムはじゃが芋、
ブーランジェ―ルはパン屋の主人。
炒めた玉ねぎにじゃが芋をじっくり炒め煮にした料理が、
à la boulangère ア・ラ・ブーランジェ―ル(パン屋風)。
名前の由来は諸説あるけれど、
よく言われてるのは、パン屋のかまどの残り火で調理したからという説。
まだ薄暗い未明からの仕事を終えたかまどは午前中に火を落とされるけど、まだまだ余熱で十分熱い。
その火力を使って、パン屋の主人がつくる賄いだったとか、近所の人が鍋をかまどに入れさせてもらってつくる料理だったとか。
弱火でじっくりタイプ。やさしさがあふれる料理だ。
今回はベーコンを選んだけど、お肉は何だっていいからね。
豚や鶏、羊、牛だって。
薄切り肉でも、どーんと塊肉でもいい。
豪勢にお肉の塊と一緒に煮焼きしても、この料理の主役は、その旨みを存分に吸い込んだじゃが芋だ。
あれ?
お肉と玉葱とじゃが芋を炒めて煮含めて、主役はじゃが芋って料理、日本にもあるじゃない。そう。みんなが大好き、肉じゃがだ!
美味しい気持ちは世界共通。なんだかフランス料理が身近に感じられるでしょ?
さぁ、始めるよ。
今回は、じゃが芋のパン屋風、ポム・ブーランジェールだ。
Pommes à la boulangère |
ポムはじゃが芋、
ブーランジェ―ルはパン屋の主人。
炒めた玉ねぎにじゃが芋をじっくり炒め煮にした料理が、
à la boulangère ア・ラ・ブーランジェ―ル(パン屋風)。
名前の由来は諸説あるけれど、
よく言われてるのは、パン屋のかまどの残り火で調理したからという説。
まだ薄暗い未明からの仕事を終えたかまどは午前中に火を落とされるけど、まだまだ余熱で十分熱い。
その火力を使って、パン屋の主人がつくる賄いだったとか、近所の人が鍋をかまどに入れさせてもらってつくる料理だったとか。
弱火でじっくりタイプ。やさしさがあふれる料理だ。
今回はベーコンを選んだけど、お肉は何だっていいからね。
豚や鶏、羊、牛だって。
薄切り肉でも、どーんと塊肉でもいい。
豪勢にお肉の塊と一緒に煮焼きしても、この料理の主役は、その旨みを存分に吸い込んだじゃが芋だ。
あれ?
お肉と玉葱とじゃが芋を炒めて煮含めて、主役はじゃが芋って料理、日本にもあるじゃない。そう。みんなが大好き、肉じゃがだ!
美味しい気持ちは世界共通。なんだかフランス料理が身近に感じられるでしょ?
さぁ、始めるよ。
メイクイーン 3個
玉葱 1個
ベーコン 80g
オリーヴ油 小さじ1
バター 10g
塩 4g(使用するベーコンで加減してください)
胡椒 少々
白ワイン 50㏄
水 200㏄
芋は1㎝、玉葱は1㎝幅のくし形(→blog)、ベーコンは太めのバトン形に。 |
ベーコンをオリーヴ油とバターでじっくり炒める。 弱火で香りを引き出すように。 鍋肌が少し色付いて来ても大丈夫。 焦がさないようにだけは、気を付けて。 |
玉葱を加えて、塩ひとつまみしてさらに炒める。 透きとおってきたら、白ワインを加える。 |
鍋肌にこびり付いた旨みをこそげながら、ワインの水分を飛ばしていく。 写真くらいになったら、じゃが芋。 |
全体をかき混ぜて、芋の表面が温かくなったら、 塩2gして、水を加えて、 蓋をして、弱火で煮る。 パン屋のかまどの残り火って言うくらいだから、 ボコボコ沸かしちゃだめだよね。 味を浸み込ませるイメージで、ゆっくり加熱しよう! 極弱火で、10分くらいで火を止めて、一度かき混ぜたら、 蓋をしたまま、馴染ませて完成だ。 |
Pommes à la boulangère |
ベーコン、玉葱、白ワインの香りが、優しくじゃが芋に染み入るうまさ。
もちろん、豚小間でだってつくれちゃう。
パン屋のかまどの残り火で調理するイメージで作ったなら、
肉じゃがって言わないで、立派なポム・ブーランジェ―ルだ。
はじめにも書いたけど、応用はいくらでもできる。
例えば、
バターでソテして白ワインをふった玉葱・じゃが芋を耐熱皿に並べる。その上に、
しっかり目に塩・胡椒して、皮目を香ばしく焼いた鶏もも肉をのせてオーブンで焼く。
ジューシーに肉汁あふれる、鶏もも肉のブーランジェ―ルだ。
想像しただけで、もう美味しそう。
フランスの田舎町に思いを馳せながら、試してみる価値、あると思うな。
「 家でタブロ 」
目次 ( ← レシピ続々公開中! )
フランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
受け継がれてきた本物の味を。
chef
定休日は火曜日です。