Noisette ďagneau poêlée sauce poivrade, avec pommes au gratin
柔らかなラム赤身肉を
生胡椒の爽やかソースで
Noisette ďagneau poêlée sauce poivrade,
avec pommes au gratin
仔羊ロースのオーヴン焼き
ソース・プワヴラード
Salut! Tu vas bien?
どうも、シェフです。
今日は、仔羊肉を。それも、背から腰にかけての柔らかな鞍下ロースの芯🐑。
肉が食べたいときは、赤身肉に限る。血がたぎる熱い思いが迸る。百獣の王🦁になった気分?苦手意識を持ってる人も多いナイフ・フォークをスマートに使って、リヨンの夜をもっと美味しく!
右手にナイフ、左手にフォークを持って、いざ!ボナペティ!
肉の左の端に狙いを定めて(右じゃないよ?左からね)、ナイフで軽く支えつつフォークをしっかり皿まで刺す(ちゃんと刺さないといつまでも切れない現象が起こるからね)。
フォークの背のすぐそばをナイフで切ってやる。少し力を込めて 繊維を断ち切るように前後に動かす度に、「あぁ、肉を食べるんだ」という喜びが溢れて喉が鳴る。
フォークに刺さった濃いロゼ色の肉片に、右手のナイフで塗るように、やさしくソースを纏わせて、そのまま左手は流れるように口元へ。
独特な歯切れのいい噛み心地。仔羊肉の芳しさとソースの香りがいっぱいに膨らんでは、ボジョレワインで追いかける。ん~~、なんて至福の時♡
いますぐ食べたくなる魅力あふれるこのビジュアル。ふふ。今夜のリヨンは肉食系だ。
Noisette ďagneau poêlée sauce poivrade,
avec pommes au gratin
( ヌワゼット ダニョ プワレ ソース プワヴラード、アヴェク ポムオグラタン )
仔羊ロースのオーヴン焼き ソース・プワヴラード
生胡椒の爽やかな香りを閉じ込めたソース・プワヴラードは、仔羊の骨と筋をしっかり焼いて煮出した出汁をベースに、バターのコクをしっかり溶け込ませた芳醇なソースだ。
このソースをつくる時の、胡椒をじっくり炒めて香りを引き出してから、ジュってワインを加える工程がたまらなく好きで。美味しいソースが出来る予感が感じられる瞬間って言うのかな。素材や鍋の中身と毎日会話してると、いろんな答えが返ってくるから本当に面白い。完成形を常にイメージしつつ、美味しいを積み重ねていく。このソースが絡んで、赤身肉が喜ぶ様子を想像する。たまらないね。
付け合わせには、ポム・オ・グラタン。ピュレにしたじゃが芋のグラタンだ。シンプルな見た目に秘められた味わい深いグラタン。なめらかで香ばしく、驚くほど香り豊か。なんで芋がこんなに美味しいの?って、きっとファンになる人多いんじゃないかな。仔羊肉を食べる合間に食べてもいいし、ヒョイと掬っては、切ったお肉に塗って食べてもまた旨い。やわらかな赤身肉に寄り添うように付き従う。だけど自身の主張も忘れない粋な存在。そしてやっぱりボジョレ🍷との相性も抜群なんだ。
肉が食べたいときは、赤身肉に限る。
今夜のリヨンは肉食系🦁
ガメ100%のルビー色の🍷が、こよなく似合う夜になるゼ⤴⤴
ちなみに、Lyon(美食の都)と、Lion(ライオン)。
同じ発音、豆知識。
NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
フランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を
chef
---------------------------------------
Bistro Tableau Noir(←Website)