Beaufort


Salut! Comment ça va?
どうも、シェフです。

今日は、プリンスと讃えられる サヴォワから届いた山のチーズを。

Beaufort
ボーフォール
噛みほぐそうとすると もっちり ふわふわした食感。
ミルクの豊かな香りが口いっぱいに広がって、
ねっとりとした余韻が幸せに続く。
やさしく漂うフローラルさは白い花束、
熟れた洋梨のうっとりする爽やかな芳香。
まるで上品なマロンを頬張ってるような錯覚に襲われる。


歴史はかなり古いんだけど、いつ頃から作られてたかは実はよくわからないんだ。
もとはウオッシュチーズを作っていたサヴォワの村に、
スイスからグリュイエールの作り方が伝わって、中世にボーフォールが誕生したみたい。

コンテに似てるんだけど、やっぱり違う。
美しい味わいって言えばいいかな。
山のチーズのプリンス。
その実力は、みんなの想像を軽く超えちゃうはずだよ。


くちどけ、とろとろのフロマージュを好むお客様が多いのは知ってるんだけどね。
きちんと管理された(お世話の行き届いた)、上質なハード系をじっくり味わうと、実は 抜け出せなくなるくらいの美味しさがその硬質なクリーム色に詰まってる。

この手のフロマージュは、香りが溢れてくるのに ほんのすこし時間がかかる。
だから慣れてないと、ただ もぐもぐって食べて、それだけで終わっちゃうんだろうね。

ポイントは、慌てずに味わう!

口の中でほぐすようにテクスチャーを味わう次の瞬間に
秘めた実力が じわっじわっと押し寄せる。
そう、香り甘みが押し寄せてくるんだ。

貴重な乳をこんなに美味な保存食に姿を変えて、
大切に食べてたんだって、感情もじわっと高ぶってくるんじゃないかな。


Beaufort
山のプリンス、ボーフォール
新たな美味しさとの出会いに、きっと感動しちゃうはずだ。
(熟成させて食べごろに。楽しくて仕方ないマニアックな世界へようこそ  blog

ボジョレでリヨンの夜を愉しんだそのあとは、
オ・ド・ヴィで始まる第二幕!
( → Eau-de-vie )




NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
ランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を 
chef


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2023
LES BEAUJOLAIS NOUVEAUX

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