ドレスコード
ドレスコードって聞いたことあるでしょ?
服装のルール。T・P・O にあわせて服装の格が指定されることだよね。
たとえば、ジャケット、タイ着用、とかね。
Bistro Tableau Noir では、そんな堅っ苦しいことはなしだ。
基本的に服装はお客様の自由。
リラックスできたほうが会話がはずむなら普段着がいいし、
気合の入ったデートならフォーマルに決めて来てくれてもいいんじゃない?
そうか、どんな雰囲気で過ごしたいか、僕たちに対するメッセージでもあるから、
そういう意味では(T)・(P)・O にあわせたほうがいいことあるかもね。。
もちろん、ジーパン、ポロシャツだって大歓迎だよ。
本当のこと言うとね、実は、服装よりも気を付けてもらいたいことがあるんだ。
それは、香り。
フランス料理は香りを楽しむ料理。
ビストロには、ドレスコードはなくても、香りコード は存在する。
試験には出ないけど、すごく大事なこと。
過度な香水、コロンは小さな店中をあっという間にその香りで埋め尽くしちゃう。
かなり、破壊力あるよ。
どんな料理やワインを眼の前にしても、その香水の香りしかしてこない。
せっかくのフランスを味わう夜が、すべて台無しになっちゃうんだ。
強力な喚起ダクトのパワーで、最終的にはその香りは厨房に集まってくる。
あるレヴェルを超えちゃうと、僕はもう料理を作れなくなっちゃう。
大変でしょ?
いや、ほんと 大変なんだ。
手持ちのスピーカーで音楽をガンガン流しながら、
好きなアーティストのライヴを楽しむなんてありえないじゃない。
ビストロは、フランスの香りを楽しむ場所だから、
なるべく、香りは無垢なままが相応しい。
お洒落をしたい気持ちを、グッとこらえて。
そうそう。
当店では、黒板がよく見えないと楽しみも半減しちゃうから
視力に自信がないなら、眼鏡やコンタクト着用を忘れないで。
よく見えないからって、
睨み付けるように力の限り目を細めて、
そんなしかめっ面で頑張ったって仕方ないでしょ。
素敵な笑顔が台無しだ。
笑顔はみんなを幸せにする。
視力に自信がないなら、眼鏡やコンタクトをちゃんと着用して来て。
軽視しがちだけど、これだって立派なドレスコードだ。
それに、そのほうが夜の暗い帰り道も安全、じゃない?
フランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
受け継がれてきた本物の味を。
chef
「本物のビストロ」の証 “Bistrots Beaujolais” に認定されました。
・公式ガイドブック(PDF) (←最新版です。)