Pierre-Robert





夏はリヨンを飛び出しヴァカンスの地へ
旅する気分で味わう プロヴァンス



林檎みたいにジューシー&フルーティな
白カビチーズ
Pierre-Robert
ピエール・ロベール


Salut! Comment ça va?
どうも、シェフです。

盛り上がりを見せている パリ・オリンピック。
でも実際に生活している市民はというと、あまりに大変な交通規制から 例年よりもヴァカンスの地へ避難する人が多いみたいなんだ。閑散としてる通りやカフェの映像がちょっぴり衝撃的。もっと市内中が大騒動かと想像してたんだけどね。

みんなでヴァカンス。避難先でロゼを片手に テレビでオリンピック観戦⁉
そんな夏もいいじゃない。

さぁ、ロゼで乾杯しよう⤴⤴
ジリジリ来る アツい夏には、とことんロゼが似合う!
Enjoy Provence, with rosé wine in your hand.

夏のロゼフェア、開催中です。
夏限定の料理に合わせて、キリっと冷えた厳選ロゼをお楽しみください。

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さて、今日はそんな大混乱のパリのすぐ東、
イル・ド・フランスから届いた、とろける口溶けフロマージュを。

Pierre-Robert 
ピエール・ロベール


作ったロベールと、その友人ピエールの名をつけた白カビチーズ。

いまから約半世紀前、出掛けたノルマンディで カマンベールの元になるフレッシュなフロマージュを試食し、あまりの美味しさに感動した二人。この美味しさをそのまま熟成させたようなフロマージュを作ろう! と、試行錯誤して完成させたのが、この ピエール・ロベール。

これ、面白い逸話だと思ってね。
カマンベールの元になった白カビチーズ、ブリー。(→blog
イル・ド・フランスで作られるブリーはフロマージュの王様と称されるほどで、その製法がノルマンディに伝わってカマンベールが誕生したって謂われてるよね。

で、そのカマンベールに影響を受けて、またイル・ド・フランスで新しい白カビチーズが誕生する。逆輸入だね。 ← … 使い方あってる?

Brie → Camenbert → PierreRobert


もちろん、味わいはカマンベールとはまるで違う。
そう、そのまま模したんじゃなくて、
「カマンベールになる前のフレッシュな状態の ふたりで感動したあの美味しさを、そのまま熟成させた味にしたい!」
それが開発の原点だったよね。

カマンベールよりも、ふた回りくらい大きいんだ。


厚みのある円盤形は、ビロードのような白カビに覆われ、
切ると、ナイフからすぐに伝わる その滑らかさ。

とにかく濃厚なミルク感。
リッチなバターを舐めるような芳醇。
そして、爽やかなリンゴの果汁が溢れるかのようなジューシーさも。

ほどよい塩気があまりに心地よくて、
とろけるのはチーズじゃなくて、口の中がとろけてる錯覚に。
もうね、これはいくらでも食べれそう。


こんなに美味なフロマージュと出会うビストロの夜には、
いっしょに寄り添ってくれる オ・ド・ヴィが欠かせないでしょ。( → Eau-de-vie )
ちなみに、カルヴァドスと合わせたら最高だったよ♡

時間をかけて味わう 奥深い世界へ、ようこそ。
(熟成させて食べごろに。楽しくて仕方ないマニアックな世界へようこそ  blog



NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
ランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を 
chef



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美食家・ブリヤ=サヴァランの名言から
Un dessert sans fromage, 
est une belle à qui il manque un œil.
Jean Anthelme Brillat-Savarin, 1755-1826
フロマージュのないデセールは
片目のない美女のようなものだ。
ジャン アンテルム ブリヤ=サヴァラン
- デセールの前に、フロマージュを。
とっておきの決め台詞で
美味しい第二幕をお過ごしください
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「夏はロゼ
夏のロゼ祭り・開催中!
夏はリヨンを飛び出しヴァカンスの地へ
旅する気分で味わう プロヴァンス
夏限定の料理に合わせて
喉を潤すキリっと冷えたロゼ
今年も 最高のヴァカンスをお楽しみください
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 Bistro Tableau Noir(←ホームページ)