家でタブロ メトゥルドテルバター



久々の「レシピブログ・家でタブロ」シリーズ。
今日は、メトゥルドテルバター。
め、メトゥ?
舌、嚙みそうだね。

正確には、
berre maître ďhôtel
ブール メトゥル ドテル
直訳すると、給仕長バター

給仕長、サーヴィス責任者と、立派な名前が付いた
パセリ、レモン汁を混ぜた合わせバターのことだ。

一番イメージ湧くのは、熱々のステーキに載ってる緑がかったバターかな?
白身魚のフライ、ホタテやエビのソテ、唐揚げにも好相性!
そのままちびちびつまんでも、ワインのお供にいける優れものなのです。


材料
バター  150g(無塩)
塩       5g
白胡椒       0.6g
パセリ       大さじ1(山盛り)
マスタード 小さじ2(ディジョン)
レモン汁  1/6カット


まず、バターを常温にもどして、柔らかくしておく。
けっして、溶かしバターじゃないからね。
このブログの読者なら、ポマード状で通じるはず、だよね?
ここに、ニンニクすりおろしを加えるレシピをよく見るんだけど、
パンチが欲しいからだろうけど、僕はあまり好きじゃない。
パセリとレモンの爽やかさが、バターのリッチさと混ざり合って完結なんだ。
給仕長のバターに、パンチは必要なし。

白胡椒が量りにくいよね。
塩より軽いから、思ったよりも見た目多めです。
写真を参考に。
パセリは、細かくみじん切り。
レモンは絞って、茶漉しで漉してスタンバイOK!

全部を混ぜて、
最後にレモン汁を数回に分けて混ぜ込み、完成!
簡単すぎる!!

このままだと、使いにくいから、
棒状に成形するよ。

ラップフィルムに載せて、

包んで、

手前から、押し込んで、均一な太さの棒状に。

カード使ってもいいね。
ラップを破らないように気を付けながら。

全体的に太さが揃ったら、手前に転がして、

両端を空気を抜きつつ縛って、
台の上で手前に転がすように、キャンディ包み。

これで、ぴちぴちに固く締まって、崩れない。
このまま冷蔵庫へ。
冷やして、固まったら、
好みの厚さにカットして Bon appétit!

残ったバターは冷凍保存可。
でも、あまりの美味しさに、
ベーカリークッキアのパンに塗って食べたら、
すぐだよ。


berre maître ďhôtel
ブール メトゥル ドテル





急に、メトゥルドテルバターを紹介したには理由があってね。
風雲急を告げる世界情勢から、一気に大変な事態に。
居ても立っても居られず、みんなにあの料理を紹介したくてね。
次回は、この合わせバターを使って、あの料理を。
早期解決を願って。






フランスって美味しい!
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