Jambonette de poussin, sauce vermouth à la vanille



魅惑のソースで味わう 鶏肉料理
Jambonette de poussin,
sauce vermouth à la vanille,
pain perdu à ľorange aux amandes
ジャンボネット ヴェルモットとヴァニラのソース



Salut! Tu vas bien?
どうも、シェフです。

お待たせしました。
先日、ブログに書いたプーサン(→blog)。今夜から黒板に仲間入り。

Jambonette de poussin,
sauce vermouth à la vanille,
pain perdu à ľorange aux amandes
( ジャンボネット ド プーサン、ソース ヴェルムート アラ ヴァニーユ、パンペルデュ アロランジュ オーザマンド )
ジャンボネット
ヴェルモットとヴァニラのソース
ムースを詰めた鶏を 焼き感強めのブレゼで


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Jambonette ジャンボネット
豚もものハム(Jambon)の形を模して、洋梨型に仕立てた料理のこと。
発祥は、Ardèche(アルデシュ県)
リヨンから2時間くらい南下した、ローヌ川中域あたり。
ヴァカンスに向かう、A7号線。
モンテリマールの西側にひろがる、中央高地・山岳地帯ともいえる 少し自然の厳しさも垣間見れるアルデシュに、洋梨型の美味な料理があるでしゅ ← m(__)m

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

優しい肉質と、濃いうま味を、どこまで味わってもらえるか。まさに腕の見せどころ。
ちょうどいいサイズ感も演出のひとつ。プーサンならではの小ぶり感、まるごと味わえる贅沢感も感じてもらいたい。丸鶏だからガラもでる。ソースは骨から。基本だよね。

ソースの構成を思案していて浮かんできたのは、ヴェルモットの香り。
とろりとするまでギューッと煮詰めて、焼き色を付けた鶏の出汁を加える。
そこにヴァニラビーンズが主張しても面白そうだ。ほのかに甘い魅惑の香り。
ジューシーで香ばしく仕上がったプーサンと、ヴェルモットのソースをしっかり絡めて口に運ぶさまを想像する。
目を閉じると、ほんとうに香りが鼻腔を抜ける。ん~~~、いい感じ。
さぁ、しっかり素材と対話しながら、あとは形にするだけだ。
いくよ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プーサン(ひな鶏)半羽が、ギュッとまとまったジャンボネット。
①もも肉に むね肉のムースを詰めて、洋梨型に整える。
➁鶏ガラを焼いて ジュを取ったら、ジャンボネットを、柔らかく 香ばしく 加熱していく。(焼き感強めのブレゼ→blog
③鍋にヴェルモットとヴァニラを鞘ごと入れ、ぎゅーと煮詰めたら➁のキュイソンを加えてソースに仕上げたら、完成だ!(ソースをもっと詳しく!→blog

オレンジ風味のパンペルデュの芳醇さが、ソースの香りと交じり合って、
食べなくても、香りだけでボジョレのボトルが空いちゃいそうだ。

あふれる香り、やわらかでしっとりした嚙み心地。
プーサンのジャンボネットと、厳選ボジョレで、
リヨンの夜がますます美味しくなっちゃうゾ⤴⤴



NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
ランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を 
chef



---------------------------------------
 Bistro Tableau Noir(←ホームページ)