Clacbitou
Salut! Comment ça va?
どうも、シェフです。
今日は新着のシェーヴルを。
ハーブや木々のやわらかな新芽をモリモリたべて 美味しい山羊ミルクがとれるのが、春。
そのミルク、まずはもちろん 生まれたての赤ちゃん山羊に。いちばん美味しくて栄養のあるミルクを1~2週間飲ませたそのあとに、私たち人間にも分けていただくという訳。
乳牛と違ってミルクのコントロールが難しい山羊の一年は、自然のサイクルそのもの。美味しい春のミルクで作られた初夏のシェーヴルが格別なのも頷けるよね。
とにかく、初夏は、シェーヴル!
もーね、ミルクが濃くて甘いの♡
あ、モーじゃなくて、べぇぇぇだね。山羊は Bêêêê
Clacbitou
クラックビトゥ
リヨンから北北西、シャロレ生まれのシェーヴル。
ボジョレの北隣、マコネから西に行ったあたりがシャロレ地方だ。
Clacbitou クラックビトゥ
シャロレの方言で、山羊チーズという意味。それがそのまま名前に。
側面にふくらみを持つ円筒形。樽型のシェーヴル。
ひだのよった表皮につく自然のカビが、食べる前から目で楽しい。
切ると、ソフトなんだけど、思ったよりも身が締まってる。
純白な中身は驚くほどキメが細かくて、舌の上でゆるやかに溶けていくよ。そうだな…、じわっと、ほぐれていく感じ。
まず、ミルクの甘さがぐっと来て、かすかな塩味、ほどよい酸味、そしてナッティーな余韻がいつまでも続く。アマンドや栗を思わるようなコクがなんとも素晴らしい。
その余韻の残るまま ふた口目を食べると、不思議とやさしいハーブの香りが満ちてくるんだ。
ほっこりした中に、爽やかな初夏の風。
新芽を食む、元気な山羊が目に浮かぶ。
シャロレのシェーヴル・クラックビトゥで、今夜も美味しい時間をお過ごしください。
NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
フランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を
chef
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Bistro Tableau Noir(←ホームページ)