Pot lyonnais
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Bonjour! Ça va? Ayakaです。
春めいてきましたね!
今日は「リヨン流 ワインの飲み方」と「嬉しいお知らせ」を。
まずは「リヨン流 ワインの飲み方」
そんな言葉からも分かる通り、リヨンっ子が飲むワインは とにかくボジョレ。リヨンのブションで、陽気にみんなが飲んでるワインは今日も明日も とにかくボジョレ。リヨンっ子は、ボジョレがだ~い好きなんです。そんなボジョレで生産されるワインは、実に94%以上! が、ガメ種から作られる赤ワイン。つまりリヨンでは、泡にも白にも目もくれず、ワインと言えば赤ワイン。最初から最後まで、いつもグラスにはボジョレの赤。
・・・ん?
・・ということは、順番に、泡・白・赤とワインの種類を変えたりしない??
そうなんです。
すべてのリヨン料理に、ボジョレの赤が一番合うから、食事中は当たり前のように赤。銘柄も、迷わず店主のおすすめを。なんともシンプルで、分かりやすい。ワインは悩まず店主におまかせ。そのぶん食事と会話を存分に楽しむ。素敵です。
さてあとは、どれくらい飲むかを決めるだけ。
- ボトル1本は多いかな。気の利いたカラフェがあるといいんだけど。
そんな気持ちに応える特製カラフェが「ポ・リヨネ Pot lyonnais」=リヨンのカラフェ。サイズは基本の460㎖と、ミニサイズの250㎖。さすがは美食の都。かゆいところに手が届く絶妙な分量。かつて絹織物工房で働いていた職人たちが酔ってボトルを倒さないように厚底にしたとか、報酬として与える彼らのワインを雇用主が少しだけ上前を撥ねるために底上げしたとか、いろんな説があるけれど、なんとも微妙な 460㎖。いいんです。いいでしょ?こんなところも実にフランスらしい、ポ・リヨネ。
見た目はワインのボトルそっくりですが、よくよく見るとかなりの厚底になっていて、ちょっとやそっとじゃ倒れない。中には「店主おすすめ、その店自慢のハウスワイン」が注がれてテーブルにドンっと置かれます。それだけで、もう美味しい時間が約束されちゃうリヨンの街。
さて。
リヨン大好きな皆様に「嬉しいお知らせ」です。
リヨンの歴史が香る伝統のカラフェ、Pot lyonnais(ポ・リヨネ)が、遂に!遂に!入荷しました。日本では入手できないと思っていたのですが、やっとフランスから届きましたよ~!
せっかくのリヨンの夜。ー ボトル1本は多いかなぁ。そんな日にも心強い相棒が、ポ・リヨネ。順番に、なんとなくの泡→白→赤をやめてみる。今日はポ・リヨネで赤 一択。間違いなく、美味しい楽しい時間が流れます。今夜ぜひ、ポ・リヨネ、お試しください。
リヨンの人形劇、ギニョルが描かれたポ・リヨネ。 ギニョルは、正義の味方、絹織物職人の象徴。 食いしん坊のリヨンっ子がそのまま主人公になった人形劇。 |
今夜の Pot lyonnais は、
とびきり美味しい Domaine des Nugues のボジョレ・ヴィラージュです!
Ayaka
2023/03/12