Gratinée lyonnaise

予告通り、今夜から。

冬だけのスペシャリテ、「オニグラ」始まります!


Gratinée lyonnaise

グラティネ リヨネーズ

( オニオン グラタン スープ )

Gratinée lyonnaise


冬のビストロは、湯気が似合う。

あっつあつのこの料理も、Lyon 発祥だ。

玉葱の産地としても有名な、美食の都。
飴色に炒め溶かした玉葱がリヨン料理の味の
もちろん、このグラティネにもたっぷりと。沢に。

それにしても、あれ?ってならない?

料理の名前に、ognon(玉葱)がない。

それはね、リヨンで Gratinée(グラティネ)っていえば、それだけで通じちゃう。
いかに、リヨンで愛されてるか分かるネーミングだよね。

愛されてる理由は、美味しさはもちろん、

リヨンでだけ味わえる、特有のトッピングが関係してるかもね。

そう、ただの「オニグラ」じゃないんだ。



Gratinée lyonnaise

グラティネ リヨネーズ

じゃ じゃーん!
Gratinée lyonnaise

リヨン流のグラティネは、
卵黄マデラ酒を、混ぜ込んで食べる!

テーブルでもまだぐつぐつ沸いてる、熱々のグラティネに
卵黄とマデラ酒を落とし込んで、


大胆に混ぜる!
熱々だから、卵黄に火が入り、
それこそ、おじやみたいな、いい塩梅に。
マデラ酒もほのかに効いて、
カラダも超ぽっかぽかだ

もうあとは、
今夜、ビストロに来た喜びをじっくりと味わうだけ。
幸せのため息としか出てこない美味しさ。

一度、流儀通り試したら
卵黄抜き、マデラ酒無し、マデラ酒多め。
こんな可愛いわがままなら、大歓迎。
自分好みの、自分だけの、
おいしいグラティネを見つけてみてね。


僕がリヨンで食べたとき、店のご主人が目の前でマデラ酒を回しかけてくれたんだ。
「これで、この料理は美味しく仕上がったぞ!うまいから食べてみろ!」
って、すごい満足そうなあの表情、いまでもはっきり覚えてるくらい。
リヨンを象徴するライオンヘッドの器には、炒めた玉葱だけじゃない。
このグラティネには、愛着と誇りが詰まってるって感じた格好いい夜だったな。



心も体も芯から温まるこの料理は、冬のビストロを熱くする!
一日の疲れも吹き飛ぶ、美食の都のスペシャリテ!

誰もが恋する、Gratinée lyonnaise グラティネ・リヨネーズ。

いよいよ、今夜から。

さぁ、食べに恋♡愛に来い♡





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レストランの語源は【restaurer】レストレ「復元する・回復する」


僕たちの日常を少しずつ。

精一杯の「安全」と、

「美味しい!」で みんなを元気にさせちゃうからね。

さぁ、ビストロへ行こう!



ランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
 

capitaine(←)(chef)


「本物のビストロ」の証 “Bistrots Beaujolais” に認定されました。
 ・LE GUIDE DES BISTROTS BEAUJOLAIS   (2021/1/21 更新)
 


フランスって美味しい!
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