saucisse confite

今年の冬は、冬らしい冬というか、寒いよね。
元気が湧いてくるこのメニューが人気なのもうなずける。

土鍋(カソール)ごとオーブンで熱々に焼き上げた、冬のビストロが堪能できる定番料理。

Cassoulet
カスレ
仔羊背肉、プティサレ、ソーセージの旨みを、
白いんげん豆が全部吸って主役に化ける!
あったまるぞ~!

百年戦争のカステルノダリで兵士を癒すために、豆と塩漬けの肉を大きな土鍋で炊いたのが起源だって言われてるよね。熱々で栄養満点。愛情もこもって、そりゃ元気が出るわけだ。

リクエストが多かったから、というわけでもないんだけど、今年のカスレはソーセージ入り。

ソーセージはフランス語で saucisse(ソシス)

腸詰め saucisse(ソシス)の魅力は、
独特のそのフォルム、香りと肉汁を閉じ込めて、パリッと焼き上がった香ばしい食感。
みんなが大好き、替えのきかないシャルキュトリ(食肉加工品)だ。

これをカスレ用に仕立てる。
つまり豆と煮込んで美味しくなる仕上がりに。

豚肉を塩・白胡椒・エシャロット・セージで一晩マリネ。
ミンチにかけて半日休ませて味をなじませたら、


腸に詰める。

これが生ソーセージ。
このままじっくり焼いても美味しいんだけど、もうひと手間。

腸に詰めた状態(生ソーセージ)で一晩、冷蔵庫で表面を乾かしてから、翌日コンフィに。こうすることでパリッと焼き上がり、それも、しっかり肉汁を抱え込んだ状態で仕上がるんだ。

saucisse confite
通常よりも、やや低温でうまみを逃がさず仕上げるよ。


ビストロだけで味わえる、フランスで受け継がれてきた土着の味。
寒くて、布団から出たくない朝から始まった そんな一日でも、
ワインと一緒にカスレをハフハフしながら頬張ったら、がんばった身体が癒されそうだよね。

元気になりたい、そんな日に。





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僕たちの日常を少しずつ。

精一杯の「安全」と、

「美味しい!」で みんなを元気にさせちゃうからね。

さぁ、ビストロへ行こう!



ランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
 

capitaine (chef)


「本物のビストロ」の証 “Bistrots Beaujolais” に認定されました。
 ・LE GUIDE DES BISTROTS BEAUJOLAIS   (2021/1/21 更新)
 


フランスって美味しい!
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