à peine …
Bonjour! どうも、シェフです。
フランス語のメニューに注目するともっと楽しい!って話が好評だったから、第二弾。
今日は、先日紹介した「カイユ・ファルシ」から。
Caille farcie
sauce poivrade à peine crémé
(farce:champignons,abatits,riz au beurre)
カイユ ファルシ ソースプワヴラード アペーヌクレメ
うずらのファルシ、ソースプワヴラード
Caille farcie sauce poivrade à peine crémé (farce:champignons,abatits,riz au beurre) |
Caille farcie カイユ・ファルシ
骨を取り除いた(ツボ抜きした)うずらに、詰め物をしてロティ。フランス語は名詞の後ろから形容することが多いんだったね。詰め物をした鶉。
sauce poivrade à peine crémé ソース プワヴラード ア ペーヌ クレメ
poivre (プワブル)
胡椒。辛味よりも爽やかさが勝る、生胡椒の香りをきかせたジュのソースだ。
à peine crémé(アペーヌクレメ)
これ。今日のキモ。
直訳すると、「生クリームがほとんど入っていない」。
なんのこっちゃって話なんだけど、つまり、「少し生クリームを加えた」って意味。
ちょっと回りくどい表現だけど、これぞフランス語の魅力。
褒めてるのに、「悪くない」なんて言っちゃう国だからね。ひねくれてるわけじゃなくて、これぞ、ソフィスティックな国、フランスなんだ。
哲学者・思想家が多いのも頷ける?
うずらの繊細な味わいを引き立てるために、生胡椒のソース(ソース・プワヴラード)にほんのちょっと生クリームを加えて仕上げるんだ。
フランス語のメニューに注目するともっと楽しい! 第二弾はここまで。
どうだった?
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受け継がれてきた本物の味を。
受け継がれてきた本物の味を。
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・LE GUIDE DES BISTROTS BEAUJOLAIS (2021/1/21 更新)
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