美食の都

Bonjour!
どうも、シェフです。

おいしいものたーくさん。
世界が惚れる美食の国、フランスにおいて、なお
美食の都と称えられる、Lyon(リヨン)。

フランス南東部に位置する、フランス第二の都市。

今日は、そんな Lyon の話。

美食の都、って呼ばれるくらいだから、
魅力的な特産物が多いかと思いきや、
ちょっと調べてみると、意外なほど少ないのが分かる。
実は、クネルの材料になる川魚と、あめ色に炒め溶かして使う玉葱くらいなんだ。
拍子抜けしちゃうかな。

でも、この地は
ローヌ川とソーヌ川が合流して水運に向くため、
古代ローマ時代から交易で栄えた場所。
近郊の地方から、特産品が集められたんだ。
今も変らぬ、大都市の特徴だよね。

シャロレーの牛、ドンブの蛙、
ナンチュアのエクルビス、ブレスの鶏などはその代表選手。
もちろん、良質の豚肉を加工したシャルキュトリや
数々の内臓料理は、これぞリヨン料理と唸る逸品ばかりだ。う~ん、たまんない。

でも、テーブルにワインがなきゃ始まらない?
ご安心を。すぐ近くに、あの広大なブドウ畑が広がっているんだ。
ソーヌ川をわたって街に運ばれるそのワインは、
その昔から、リヨンの人々を、リヨンの街をたっぷりと潤したんだろうね。

Bouchon(ブション、リヨンでのBistroの呼び名だ)
に集う労働者たちが食べるがっつり系の食事には、
この丘のワインはうってつけだったとも言えるんじゃないかな?




Lyonの街に思いを馳せてると
なんだか、お腹がすいてきちゃったから、今日はここまで。


なんで急にLyonの話を、って?
勘が鋭い、このブログの読者にはもうきっとバレてるよね。
続きはまた次回。

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