今日は、試食レポート!
Bonjour! お元気ですか?AYAKAです。
暑いですね。
こんなに暑い日はキリッと冷えたロゼが最高。
新着ロゼワインの試飲レポートが「ほんとに飲んでる気持ちになる!」と好評なので、
今日は、私が夏の魚料理を試食レポート、します!
「前菜、肉料理はヴァリエーション豊富だけど、フランス料理の魚料理って、どこで食べても魚の種類が変わるだけでいつも同じ。なんだか単調じゃない?」
きまって、皮目をフライパンでパリッと焼き上げた白身魚に、グリルした温野菜。
ソースはお皿に絵を描くように。
魚料理にそんなイメージを持っている方、多いみたいです。
うーん・・・
シェフ!お願いします!
そんな間違ったイメージに風穴を開けられる、
フランス料理ならではの、夏だけの最高の魚料理を!
よし。任された。
使う魚は、マルセイユのシンボル、カサゴだ。
この魚は、岩礁の海底にじっと身を潜めて、
エサだと思ったものは、身体のサイズに似合わない大きな口でなんでも喰らいつく。
狙った獲物は逃がさない。
その獰猛さゆえのマルセイユのシンボル。勇敢な自分たちのイメージと重ねたのかもしれないね。
海釣りが好きな人は、狙ってなくても釣れたことが多々あると思う。
目が身体の上面に向いているから、海面から落ちてきたものはすべて追ってるんだ。
射程距離に近づいてきたら、目にもとまらぬ早業で、バクリ!
その俊敏性が、このうま味に繋がってるのだと思うと、なんとも味わい深い。
そんなカサゴを南仏の香りいっぱいに仕上げるよ!
何度も食べてるカサゴのプロヴァンサル。今日は改めて食レポに挑戦します!
さて、食いしん坊の私にとって、食レポは難易度高し。
「お待たせしました。カサゴのプロヴァンサルです。」
わぁ~きれい。いい色。いい香り。
お皿を見ただけですでに、何ともいえない、幸福感。
ん~~さっそくもう食べたい!!
我慢できない!!
「フサッ!」
ナイフで切った瞬間の、この音!何?この感触は!
切ったときの手ごたえが、とってもとっても軽い!
ソースを絡めて、パクッ!
口の中でも、噛むとフサッ!
食感が楽しすぎて、思わずにんまりしちゃいます。
そして身はしっとりフワッ、ジュワッ。
野菜のソースがじわっと追いかけてくる幸福感。
爽やかなのにやさしいコク。この甘酸っぱさ。たまらない!
どこからか、南仏のハーブの香りがふわりと漂ってきたみたい。
もう、じっくり味わうことを忘れて、どんどん食べちゃいます。
フサッ、パク。フサッ、パク。
(フサッて切って、たっぷりソースを絡めてパクッ。)
フサッ パクッ・・ フサッ パク・・ フサッ ・・
ナイフを持つ手が止まらない。
これじゃ、まるでカサゴの食事風景そのもの。
なんて素敵な夏の魚料理!
食レポする前にきれいに完食です!
先週入荷したプロヴァンスのロゼとの相性も、もちろん抜群。
暑すぎる夏に負けない美味しい料理、みなさんもぜひ味わって下さいね。
【シェフの解説】
香りと食感が楽しい、
フランス料理ならではの、夏だけの魚料理だ。
Rascasse panée à la provençale sauce aux légumes au pastis
カサゴのプロヴァンサル ソース・レギューム
カサゴの身にカサゴのムースの層を重ねて、香ばしい自家製パン粉。
これが独特な食感の秘密だね。
ソース・レギューム(野菜のソース)は、
くどくない野菜の甘さと、爽やかさ。でもそれだけじゃない。
懐かしいべっこう飴のような甘みと、酸味のバランス。
蜂蜜を鍋で熱してカラメルにして、白ワインヴィネガーで止める。
それが、この控えめな甘酸っぱい美味しさに。
マルセイユのリキュール、パスティスもいい仕事をしてる。
ハーブ感はそこからきてるんだ。
表面をパン粉焼きにして、ブレゼ(蒸し焼き)。
そして、にじみ出るジュを逃すことなく、夏のソースに厚みを持たせる。
フランス料理はヴァリエーションに富むことがその魅力。
夏には夏の魚料理で、美味しいヴァカンスを味わっちゃおう!
定休日は火曜日です。
暑いですね。
こんなに暑い日はキリッと冷えたロゼが最高。
新着ロゼワインの試飲レポートが「ほんとに飲んでる気持ちになる!」と好評なので、
今日は、私が夏の魚料理を試食レポート、します!
「前菜、肉料理はヴァリエーション豊富だけど、フランス料理の魚料理って、どこで食べても魚の種類が変わるだけでいつも同じ。なんだか単調じゃない?」
きまって、皮目をフライパンでパリッと焼き上げた白身魚に、グリルした温野菜。
ソースはお皿に絵を描くように。
魚料理にそんなイメージを持っている方、多いみたいです。
うーん・・・
シェフ!お願いします!
そんな間違ったイメージに風穴を開けられる、
フランス料理ならではの、夏だけの最高の魚料理を!
よし。任された。
使う魚は、マルセイユのシンボル、カサゴだ。
この魚は、岩礁の海底にじっと身を潜めて、
エサだと思ったものは、身体のサイズに似合わない大きな口でなんでも喰らいつく。
狙った獲物は逃がさない。
その獰猛さゆえのマルセイユのシンボル。勇敢な自分たちのイメージと重ねたのかもしれないね。
海釣りが好きな人は、狙ってなくても釣れたことが多々あると思う。
目が身体の上面に向いているから、海面から落ちてきたものはすべて追ってるんだ。
射程距離に近づいてきたら、目にもとまらぬ早業で、バクリ!
その俊敏性が、このうま味に繋がってるのだと思うと、なんとも味わい深い。
そんなカサゴを南仏の香りいっぱいに仕上げるよ!
Rascasse panée à la provençale
sauce aux légumes au pastis
(ラスキャス パネ アラ プロヴァンサル ソース オ レギューム オ パスティス)
カサゴのプロヴァンサル ソース・レギューム
Rascasse panée à la provençale, sauce aux légumes au pastis |
何度も食べてるカサゴのプロヴァンサル。今日は改めて食レポに挑戦します!
さて、食いしん坊の私にとって、食レポは難易度高し。
「お待たせしました。カサゴのプロヴァンサルです。」
わぁ~きれい。いい色。いい香り。
お皿を見ただけですでに、何ともいえない、幸福感。
ん~~さっそくもう食べたい!!
我慢できない!!
「フサッ!」
ナイフで切った瞬間の、この音!何?この感触は!
切ったときの手ごたえが、とってもとっても軽い!
ソースを絡めて、パクッ!
口の中でも、噛むとフサッ!
食感が楽しすぎて、思わずにんまりしちゃいます。
そして身はしっとりフワッ、ジュワッ。
野菜のソースがじわっと追いかけてくる幸福感。
爽やかなのにやさしいコク。この甘酸っぱさ。たまらない!
どこからか、南仏のハーブの香りがふわりと漂ってきたみたい。
もう、じっくり味わうことを忘れて、どんどん食べちゃいます。
フサッ、パク。フサッ、パク。
(フサッて切って、たっぷりソースを絡めてパクッ。)
フサッ パクッ・・ フサッ パク・・ フサッ ・・
ナイフを持つ手が止まらない。
これじゃ、まるでカサゴの食事風景そのもの。
なんて素敵な夏の魚料理!
食レポする前にきれいに完食です!
先週入荷したプロヴァンスのロゼとの相性も、もちろん抜群。
暑すぎる夏に負けない美味しい料理、みなさんもぜひ味わって下さいね。
【シェフの解説】
香りと食感が楽しい、
フランス料理ならではの、夏だけの魚料理だ。
Rascasse panée à la provençale sauce aux légumes au pastis
カサゴのプロヴァンサル ソース・レギューム
カサゴの身にカサゴのムースの層を重ねて、香ばしい自家製パン粉。
これが独特な食感の秘密だね。
ソース・レギューム(野菜のソース)は、
くどくない野菜の甘さと、爽やかさ。でもそれだけじゃない。
懐かしいべっこう飴のような甘みと、酸味のバランス。
蜂蜜を鍋で熱してカラメルにして、白ワインヴィネガーで止める。
それが、この控えめな甘酸っぱい美味しさに。
マルセイユのリキュール、パスティスもいい仕事をしてる。
ハーブ感はそこからきてるんだ。
表面をパン粉焼きにして、ブレゼ(蒸し焼き)。
そして、にじみ出るジュを逃すことなく、夏のソースに厚みを持たせる。
フランス料理はヴァリエーションに富むことがその魅力。
夏には夏の魚料理で、美味しいヴァカンスを味わっちゃおう!
フランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
受け継がれてきた本物の味を。
「本物のビストロ」の証 “Bistrots Beaujolais” に認定されました。
・公式ガイドブック2020(PDF)(←超‼最新版です。)
定休日は火曜日です。