あのドラマ♡

Bonjour!
どうも、シェフです。

今日は、今月の頭まで再放送されてたあのドラマの話。

もう4年も前なんだね。エンディングの出演キャストのダンスが話題になったあのドラマ。ブームになり過ぎて、なんとなく拒否反応を起こしてしまって。実は、当時は一度も観なかったんだ。

で、再放送も店休日の火曜だったじゃない。
なんとなくチャンネルを回してたら、(←この表現も古いよね。)

・・・面白い。
もっとミーハーなドラマかと勝手に思ってたら、
社会派ラブコメディーみたいな。人との関わり方、働き方、雇用の対価、評価…。
俳優さんたちもキラキラしてて、テンポもよくて、ハグの日やら、好きの嵐やら、朝まで数独やら。面白すぎてあっという間に引き込まれて、完全に虜です。

いまさらながらの、逃○恥ロス。



ちょっと印象的なシーンがあって、

10話だったかな。
ひらま○さんがプロポーズする回。
高級そうなフレンチレストランで、きちんと予習済みのひら○ささんが、フランス料理やワインの専門用語を織り交ぜながら、給仕長とやり取り。横文字の応酬の格好良さに、周りのきらきらした装飾も相まって、主人公の中で、恋愛シミュレーションゲームのような妄想が始まったあのシーン。

きらきらした、王子モードのひ○まささんが、
ゲーム画面の中で どこまでも きらきらしながら、



「ヴィヤンド、つまり肉料理のことですが、
仔羊と、牛のフィレ肉。み○りさんはどちらがいいですか?」





かなり、うけちゃって、巻き戻して繰り返し。
モノマネが出来るくらいに、何度も何度も観たよ。

もちろん、ドラマとしての演出なのはわかるんだけど、
日本人が持つ、フランス料理に対するイメージが凝縮されてるよね。
意味はわからないけど、なんとなく、でもとてつもなくオッシャレー!そんな感じ。


だけど、本当のフランスはそうじゃない。
もっと、現実的で、身の丈にあったことをさりげなくすることが、本当のお洒落。
高級な食材を焼いただけの料理よりも、
身近な食材を、家ではできない手間と技術で仕上げた料理に価値を見出す。
それが、フランス料理の本当の魅力なんだ。


だから、僕の店でなら、こんなセリフになるんじゃない?

「ヴィヤンド、つまり肉料理のことですが、
豚足のガレットと、豪快な骨付き肉。○くりさんはどちらがいいですか?」

もう、王子モードじゃなくなっちゃうね。

みく○さんも驚く、王子モードらしからぬ ヴィヤンド・チョイス。
今夜も、フランスを堪能したいきらきら王子さま、今夜も募集中です。



豚足バーグ
(→)豚足バーグ
仔羊すね肉のロースト
(→)仔羊すね肉




ランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
 

chef


フランスって美味しい!
 Bistro Tableau Noir 

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