Chabichou du Poitou
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Salut! Tu vas bien?
どうも、シェフです。
今日は、黒板に仲間入りしたシェーブルを。
Chabichou du Poitou
シャビシュ・デュ・プワト
しわのよった樽栓形のシェーヴル。
誕生は、8世紀、トゥール・ポワティエ間の戦い。
14世紀の100年戦争でも覚えたポワティエ。重要な拠点だったんだろうね。
フランス西部。パリの南西に位置するヴィエンヌの県庁所在地だ。
で、トゥール・ポワティエ間の戦いで、
スペイン経由で侵攻してきたサラセン人が山羊の飼育法とフロマージュの製法を残したって伝えられてるんだ。人と一緒に文化も動く。ひとつひとつの背景を考えると、改めて歴史を勉強したくなってくるよね。
Chabichou du Poitou
シャビシュ・デュ・プワト
見た目よりもずっと薄く感じる乳白色の表皮。
中身は、しっとりと詰まった純白。
柑橘の香り、ミルクのコク。
かすかにナッツが漂いながら、口の中で絶妙なタイミングで溶けていく。
傍で優しく佇んでるんだけど、しっかりと記憶に刻まれる存在感が。
まるで初恋の人を思い出させるような、愛おしいシェーヴル。
じわっと、美味しい夜が更けていくね。
フランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
受け継がれてきた本物の味を。
定休日は火曜日です。