家でタブロ 餃子(完全版)

Bonjour!

好評のレシピブログ、久々の更新だね。

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今日は、みんなから催促されまくってた、餃子(完全版)です。
🥟夏に間に合った~🍺

本気の餃子
市販の皮では味わえない、
むっちり、でも しゃっきりな歯ごたえ。
具のジューシーさと この重量感は、
無敵の満足感、完全食。
これとビールがあれば、どんな苦難も乗り切れる



30個分。(3~4人分です。)

〈皮〉
強力粉 150g
薄力粉 300g
熱湯  270g

〈具〉(総量600g)
豚挽肉  250g
キャベツ 250g(3㎜カット)
長葱      45g(白い部分・3㎜カット)
椎茸      40g(みじん切り)
生姜      15g(みじん切り)

塩    11g
白胡椒  適宜
醤油   20g
ごま油  20g
水    20g

〈羽〉
水   100g
薄力粉 小さじ2
ごま油 適量(大さじ1くらい)

〈具〉は、基本の分量と考えて。
総量600gは守って、
バランスは好みで変えても、もちろんOK 。
ニラや大葉、レンコンやキムチもいいよね。


〈皮〉をつくるよ!
                  (→)粉をふるう
強力粉と薄力粉をボールにふるって、熱湯を注ぐ。
いきなり手だと、火傷しちゃうから、木べらで全体を混ぜてね。
そぼろ状になってきたら、温度を確かめつつ、手で捏ねる‼
上から体重を乗せるようにして、
奥から寄せてきて、

押しつぶす。

向きを変えて、奥から寄せてきて、押しつぶす。
この繰り返し。


目指すは、肌がつるんと気持ちいい感じまで。

10分くらいかかる。
なかなかの重労働だ。
途中で交代要員決めとくと楽かもね。

ボールからとり出して、ラップして冷蔵庫。

ひと塊だと扱いづらいから、3つに分けて、ラップ。
皮10枚分 ×3だ。

最低2時間は寝かせよう!(もちろん一晩寝かせるのがベスト)
(「寝かせる」復習はこちら→)クレープキッシュ 



〈具〉を作っていくよ!

みじん切りに!

豚挽肉  250g
キャベツ 250g(3㎜カット)
長葱      45g(白い部分・3㎜カット)
椎茸      40g(みじん切り)
生姜      15g(みじん切り)

塩    11g
白胡椒  適宜
醤油   20g
ごま油  20g
水    20g


何度かやり方を変えて試してみたんだけど、
一番簡単な方法が、一番おいしかったから、それでいこうか。

全部を(挽肉も野菜も調味料も)ボールに入れて混ぜる。
入れる順番なんか考えなくていいから、
少し粘りが出る(ボールに筋が引けるようになる)まで混ぜよう!
50回数えて混ぜれば、ほら、いい感じだ。

バットに平らにならして、等分すると、やりやすい。
6×5=30個分だ。

写真はコンソメをひいた後の挽肉で作った〈具〉だから白っぽいけどね、
実際はもっと赤いよ。

さぁ、準備万端。


4時間寝かせた生地。
グルテンも落ち着いて、いい感じだ。

寝かせた生地、ひとつ分。
ごろごろ転がして、なるべく同じ太さに伸ばす。

皮、10枚分だから、
半分に切って、
さらに、5等分だよね。

切り方に、ちょっとしたコツが。

包丁の重みで、生地が潰れた楕円形になっちゃう。
これは仕方ないんだけど、このまま切り進むと、
切り口が、ひしゃげた楕円のまま。
作ろうとしてる餃子の皮はきれいな丸でしょ。
だから、

伸ばした棒状の生地を、一個切るたびにクルっと90℃回転させて、
楕円形を縦にして切る。
この繰り返し。

すると、切り口の上部と下部で互い違いになってるのわかるよね?

両面にたっぷり打ち粉した生地を、
手の親指の付け根で、
押しつぶすと、

むぎゅっ!
ね。
上部と下部の互い違いの楕円形が、
ペッちゃんこになって、円になるでしょ。

この調子。
皮っぽくなってきた。

断面が調理台にすぐくっついちゃうから、
打ち粉(強力粉)をたっぷり用意して。

切ったそばから、両方の断面に粉をつけていこう。



手でむぎゅっとしたら、あとは麺棒で、12㎝くらいに丸く伸ばす。
打ち粉を付けつつね。

伸ばしてると、生地がどんどん調理台や麺棒にくっついてくる。
やり方間違ってるのかな? って不安にならないでね。
これは、伸ばすことで、生地の中の新しい部分
(まだ外に面してなかった無垢な部分)が顔を出してくるからなんだ。
だから、伸ばしたら、くっつくのは当たり前。
忘れずに、伸ばす度に打ち粉する。
台にも麺棒にも、生地の上面にだって。
ね、大丈夫でしょ?


12㎝くらいに。

包みつつ、油を薄く引いたフライパンに並べていくのも楽でいい。

包み方は、みんなにお任せ。
いつも通りの餃子の包み方でいいから、
口が開かないように。破かないように。

のりの替わりの水は必要なし。
ギュって押さえれば、
くっつくからね。

焼き方も、いつも通り。
油を敷いたフライパンに並べて、蓋をして中火でじっくり。

焼き色がついたら、水100ccくらい入れて、
また蓋をして弱火で水がなくなるくらいまで。

ほぼなくなったら、
最後にごま油(分量外)をフライパンの淵から少し回しかけて、
(香りと、温度を上げて、蒸気でふにゃっとした底をばりっとさせる役割だ。)
お皿をかぶせて、ひっくり返せばぁ~、


手作り餃子の完成で~す!

さぁ、早く早く。
ビールでかんぱーい!!



せっかくだから、羽根つき餃子のやり方も。
ちっとも難しくないんだ。
焼き始めて、焼き色がついたら加える水を、
薄力粉を溶かした水に置き換える。
これだけ。

〈羽〉
水    100g
薄力粉  小さじ2

ごま油  適量(大さじ1くらい)

結構、水分を飛ばす様にパリパリに焼くのが難しいみたい。
すぐ へなっちゃうって声があったから、改良版も。⇩
水   100㏄
薄力粉 小さじ1
片栗粉 小さじ1
軽い、サクサクな食感が続くよ⤴
焼き色が付いたら、
薄力粉小さじ2を溶いた、水100gを加えて、蓋をする。
ほとんど蒸発したら、蓋を取り、
ごま油大さじ1をフライパンの縁からぐるっと回しかける。

皮にしっかり焼き色が付くまで我慢。
焼けてくる、香りも音も、ごちそうだ。

我慢できなくなって、
ビール、フライングしちゃだめよ。

パリパリの羽餃子。

もっちりした皮に食感のアクセント。
チャレンジする価値はありそうだ。





市販の皮では味わえない、
むっちり、しゃっきり、パリパリ。
具のジューシーさと この重量感は、
無敵の満足感、完全食。
これとビールがあれば、どんな苦難も乗り切れる




 Bistro Tableau Noir 

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