予告! Sanglier braisé
冬山を駆ける、元気な猪、入荷です!
仔猪ではないけど、成獣よりは小振りかな。
適度に締まった身質の中に、弾力のある柔らかさ、ほのかに甘い香り。
指先に絡みつく じわりと溶ける脂の誘惑がたまらない。
上質な素材と出会うと、気が上がる。
どう仕上げるか、ソースは? 付け合わせは?
思案する時間すら 愛おしい。これはもう、キュイジニエ特有のヘキだね。
実際は、島根で射止めて高松にやって来た猪。
でも僕の中では、
ヴェルコールの森の猪が リヨンに届いたと妄想することから始まるんだ。
そうすることで自然とリヨンの香りを纏わせられる。
せっかくの野生の猪。獣の香りも活かしたい。
でも、強すぎてもダメ。そしてボジョレとの相性も。
だんだん答えが見えてきた。
そろそろ、調理にかかります。
来週、登場予定です。
また、このブログで。楽しみにお待ちください。
このまま、1日~2日 休ませるよ。 イノシシ肉の緊張をほぐすためだ。 |
NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
フランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を
chef
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