Soupe de poissons
これぞ ビストロの真骨頂!
Soupe de poissons
( スープ ド ポワソン )
岩礁の魚と香味野菜で作る、魚のスープだ。
サフラン、フヌイユ、アニス、パスティスの香り
何と言っても、舌に残るこのザラザラ感がたまんない、「く~~!」
つかう魚は南仏の港町、マルセイユの流儀にしたがって、
まずはカサゴが欠かせない。
たくさんの魚種のうまみがが絡み合ったスープに仕上がってきた。
すごいよ。え~と、11種類以上だ。
Rascasse カサゴ Congre アナゴ Sébaste メバル Grondin ホウボウ Sole ソール Rouget イトヨリ Turbot ヒラメ Monacanthe カワハギ Béryx キンメ Daurade クロダイ Carrelet カレイ ・・・
魚の種類は多ければ多いほど複雑にうまみが重なり合う。
フランスの港町なら必ずあるこの料理も、作り手の個性がかなり出る。
にじみ出てくる感じ?
そう、僕のつくる Soupe de poissons の特徴は、濃厚で 香ばしく ガツンとくる旨さ だ。
もう何度も食べてもらってる人にはいまさらだけどね。
この夏もみんなを虜にして離さない、夏のスペシャリテ。
Soupe de poissons
( スープ ド ポワソン )
ちっとも洗練されてないし、
まったくフォトジェニックじゃないけれど、
こんなにフランスらしさがあふれてくる料理もなかなかないでしょ。
高級店ではお目にかかれないだろうし、そもそも似合わない。
だから、本当に美味しいフランス料理は、ビストロにあるってことの証明なんじゃない?
ビストロだからこそのこの料理。
君はもう体験したかな?
これぞ、ビストロの真骨頂。
僕のこだわりも含めて、その秘密を味わいながら聞いてみる?
夏だけのスペシャリテ。
うろこ雲を眺めるころ、後悔してももう遅いからね。
フランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。