フラジョレ豆って、 なに?

ちょっと、忙しい天気が続いてる。
春になろうと頑張ってる感じがしない?
そう思うと、この雨も悪くない。もう少しだね。


さて、今日は鶯色のこの豆。
見たことあるかな?

右奥が白インゲン豆。


料理をお持ちした時、「フラジョレ豆のグラタンと、・・・」
って説明すると

― フラジョ・・・?ってなに?

あまり聞きなれないと、ちょっと不信感?(笑)



 flageolet (フラジョレ)

白いんげん豆の仲間で、サイズはやや小さめ。
まん丸じゃなくて、少し曲がってるんだ。
どんな味?
そうだね、そら豆とも枝豆ともグリーンピースとも違う・・・、
とにかく、フラジョレ豆の味だ。

仔羊の付け合わせとして
フランスではごくごく一般的なんだけど、
あんまり日本では馴染みがないのかもしれないね。

声に出すと覚えるんじゃない?
フラジョレ、フラジョレ、フラジョレ。
これでもう、フランスに行っても慌てなくて済むよね。

組み合わせが定番なのには必ず理由がある。
次に体験するのは、誰かな?


Côtelettes d'agneau rôties
aux flageolets, sauce moutarde
à la languedocienne
 
(コートレット ダニョ ロティ オ フラジョレ ソースムータルド アラ ラングドシエーヌ)
 
仔羊のロティ 
南西フランスの香り

 


仔羊のロティ 南西フランスの香り

オリーヴとアンチョビを纏わせて味わう仔羊。
付け合わせの豆は、・・・

もう覚えたね。
フラジョレ豆だ。


ランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
 


chef

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