la cuisine française ~ Bistro ビストロ ~

Bonjour‼ Ça va?

どうも、シェフです。

東京での仕事の環境とは違い、
厨房は自分一人で
表現したいこと、食べてもらいたい料理や味、
こだわり出したら止まらないし、
どんどん料理に対してストイックになっている自分に気付き
なんだか面白い。

何回かに分けて、
日々の仕事の中で感じること
フランス料理への考え、思い、
自分に対する戒めも込めて、
言葉にしておこうと思う。

今回で3回目だね。


la cuisine française ~Ⅲ~

Bistro ビストロ。

長年受け継がれてきた料理には
受け継がれてきた理由が必ずあるし、
世代を超えて愛されて続ける美味しさがそこにある。

気取らず、食べると笑顔がこぼれ、
ワインを飲まずにいられない。
そんな魅力あふれるビストロの料理は、
フランス革命以降、
フランスの宮廷料理と郷土料理が融合し、
受け継がれてきたフランス料理だ。

混同されがちだが、
決して手を抜いたフランス料理ではないし、
日本独自の洋食とも、もちろん全く別の料理だ。

タブロノワールでは、
フランスや、フランス料理に興味のある人なら笑ってしまうくらい、
「これぞビストロ料理!」が前菜、メイン、デセールとこれでもかと並んでいる。
それは、僕もビストロの料理に魅せられた一人であるから、
という理由に他ならない。

ビストロ料理は、オートキュイジーヌ(高級料理)と比べ、
高価な食材は使わず、庶民的な食材を料理人の技術で魔法をかける。
この食材、この料理を美味しくするには?
をシンプルに突き詰めていった骨太なフランス料理の形、とも言える。
作り方も実に理に適った料理が多い。

ならば盛り付けも飾りたてずシンプルがいい。
フランス伝統の技法でじっくり手をかけたソースと、
素材を美味しくするための単純な付け合わせ。
これで十分だ。


世代を超えて長年愛され続けているビストロ料理。

不思議と古くささを全く感じさせないのはなぜだろうか。
昔と比べてフランス料理の世界でも調理法は驚くほど進化しているし、
人々が食事に求めるものや、
生活スタイル、
食材の流通もどんどん変化している。
それなのに世代を超えて、
いつも変わらずワインと笑顔のそばにあるビストロ料理。

それは、伝統の素晴らしさ、その意味や、
その料理の本質を理解している本当の料理人が、
その時代にあう必要な変化を少しずつ与えてきた結果だと思う。

 

僕は日々の仕事の中で
世代を超えて人々に愛され続ける大好きなビストロ料理を、
うわべだけじゃなく、根底の部分から
大切に表現していきたいと強く思っている。

流行りに流されない、骨太なフランス料理をこれからも追い求めていく。
それが、Bistroと看板を掲げる店の責任なんじゃないかな。

chef


la cuisine française ~Ⅰ~ ~フランス料理~
la cuisine française ~Ⅱ~ ~料理人として~ 


 


フランスって美味しい!
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