夏のモツ煮【Tripes de porc, sauce verte aux amandes】
内臓料理の宝庫 リヨン
夏のモツ煮は これ
Tripes de porc, sauce verte aux amandes
豚のモツ煮
Salut! Tu vas bien?
どうも、シェフです。
モツ好きにはたまらない街、リヨン。
美食の都のビストロは、どこも決まって「モツ」が看板料理なんだ。
ん~~、いいねぇ。👍
Les-Mères-lyonnaises(←クリック )
メール・リヨネーズから脈々と受け継がれてきた知恵と技。
がっつり モツを食べながら、ボジョレ🍷でのどを潤す。これこそが リヨンスタイル。例えば 香ばしく焼き上げたトリップ・グラティネ(→モツ・グラタン)は、今年も冬の人気者だったけど、そろそろ暑くなってきたからメニュー替え。でも、心配ご無用。夏には夏のモツがある!
お待ちかね。夏のモツ煮が始まったよ!
Tripes de porc, sauce verte aux amandes
( トリップ ド ポール、ソース ヴェルト オーザマンド )
豚のモツ煮
豚のモツの白い煮込み。リヨンのモツ煮は、モツ本来の味わいを前面に押し出すんだ。真っ赤なトマトで、安直に味をマスキングしたりしない。これも、受け継がれてきた高い技術と 美味しい物好きなリヨンっ子の自信の表れかな。
柔らか過ぎず、適度な噛み心地。モツを食べてる満足感。口に含むごとにふくよかな香りが溢れる喜び。🍷がすぐにでも欲しくなるコクと旨味。そう、モツを飲み込んだその余韻で、ボジョレを味わう。マリアージュという言葉では到底物足りないほどの、筆舌に尽くしがたい美味しさが広がるんだ。
リヨンの美食は なんて奥が深いんだと実感させてくれるはず。
“美味しい” しか存在しない稀有な世界観。この、すべてを委ねられる安心感は半端ないよね。
一口 モツを味わったら、次は レモンをギューッと絞って爽やかさupなモツをモグモグ。ボジョレを飲んでため息とともに天井を見上げたら、添えてあるピマンデスプレット(南フランスの唐辛子⇦辛味は控えめ・香り高くフルーティ)をつけてモグモグ。そしてまたボジョレのグラスに手を伸ばす。ビストロの夜が美味しく過ぎていく予感しかないでしょ?
いいよね、リヨン♡
下に敷いてあるのは、ソース・ヴェルト。緑のソース。
パセリとアーモンドのペーストが、奥行きとかすかな苦みで大人の余韻を与えてくれるぞ⤴⤴ どうぞ、しっかり絡めてお召し上がりください。
世界中の「ビストロ」は全て
モツ好きが集まるレストラン
歴史・必然・欲求が融合した
モツ・キュイジーヌ
その最高峰?
それはもちろん、美食の都のリヨン料理さ!
NOSTALGIE × AUTHENTICITÉ
フランスよりもフランスらしく 受け継がれてきた本物の味を
chef
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ヴァン・ナチュールの聖地
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Bistro Tableau Noir(←Website)