Crêpes Suzette

Salut! Tu vas bien?
年が明けて、もう1月も終盤戦。
なんだかせわしないね。
元気してる?

さて、10日後に迫った 2月2日は、何の日かわかるかな?

Ayakaの誕生日だってすぐに分かった読者のみんな、何人いるかな。
置いといて、、、節分は翌日、今年の立春は2月4日…。

節分といえば、恵方巻にはまだちょっと抵抗があるんだけど、豆まきは毎年欠かさず。
掛け声にも地域性が出るみたい。みんなの家は?

脱線し過ぎだね。
本題。2月2日。

実はフランスでは、2月2日は特別な日。
La chandeleur(ラ・シャンドルーㇷ)といって、聖母お潔めの祝日とも、キリスト奉献の祝日とも言われてる日なんだ。
それだけじゃなく、2月は一年で一番寒い時期。空気も凛と冷たくて、世の中のけがれが清められるって考え。なんとなくわかるよね。

日本でも立春はこの時期だけど、遠くなった太陽が待ち遠しい季節でもあるじゃない。
聖なる気持ちで粛々と、でも笑顔でワクワクしながら春を待つ。
こんな日に必ず食べるものがあるんだ。

それが、クレープ。
crêpes

そう。2月2日は、クレープを食べる日。

フランス中の各家庭で、この日はクレープを焼いて食べる。
相変わらず、フランスはかわいい。
フランス中で、クレープ焼いてんだよ?みんながフライパン片手に。か、かわいすぎる。

ちょっとしたお祭りだ。スーパーやケーキ屋さんもこぞってクレープ商戦。日本の節分騒ぎとどこか似てるよね。
だから、La chandeleur(ラ・シャンドルーㇷ)聖母お潔めの祝日、の元の意味を忘れて、みんな「2月2日はクレープの日」って思ってるみたい。

でも、なんでクレープ? 

フランスの友人は、黄色く丸いその色・形を太陽に見立ててるからだって言ってたよ。待ち遠しい光の象徴である太陽をみんなで食べる。なんだかいいよね。

あれ?って思うよね?
日本じゃ太陽を書くときはたいてい赤く塗りつぶすでしょ?
フランスでは黄色に塗るのが一般的かな。なんだか不思議?
でも、だから、クレープは太陽そのものなんだ。

それもただ食べるだけじゃない。
占いも兼ねてる。
片手でコインを握りながら、フライパンでクレープを美味くひっくり返せたら幸運を呼ぶ。
この日は、フランス中のキッチンで、「エイヤッ‼」ってことが繰り広げられてるって思うと、もうね、可愛すぎて悶えちゃう。

あのナポレオンもこの占いにハマっていたのは有名な話。
モスクワ遠征に失敗したのも クレープ返しが失敗したからだと悔やんでいたとかいなかったとか…。


そんな、2月2日「クレープの日」が待ち遠しい、冬にぴったりのデセールを紹介するよ。

オレンジのリキュール香る、カラメルのソースを滴るまで吸ったクレープ。
ナイフで切るときからわかる、もっちりとした食感、
やさしく噛みながら上あごに伝わる、しっとりとしたシルク感。
贅沢な甘さと芳醇な香りが鼻に抜ける幸せ。


Crêpes Suzette
クレープ シュゼット

Crêpes Suzette


フランス料理店に欠かせないデセールのひとつ、
もっちり、しっとり、Crêpes Suzette(クレープシュゼット)。

デセールの女王と呼ばれる、その味わいを
愛らしいフランスの2月2日を想像しながら、召し上がれ。Bon Appétit!



なぜか、一枚ずつ剝がしながら丁寧に?食べるお客様が多いんだけど、
このデセールはむしろ、三角に折られたクレープを 2つ重ねて、厚い状態をナイフで切る。
ナイフから伝わる、むっちり具合が、もうこの段階から美味しくて、
クレープの層にソースがたっぷり絡まって、口に運ぶと、じゅわっとして、しっとりもっちり。
ね。なるべく剝がさないで、厚さを保ったまま、お召し上がりください。







↑どこよりも安全な、納得の安心感。クリックしてご覧ください。


店内でのマスク着用を、より徹底していただこうと思っています。
マスクを外すのは飲食時だけ。だから、

マスクを外したら、しゃべらない。
声を出すときは、必ずマスク着用で。

パーティション越しの会話でも、
僕たちへの声かけも、
マスクをしてからしゃべる。

安全な空間を守るためには、お客様のご協力が不可欠です。
店内のすべての人の安全を守るため、どうぞよろしくお願いいたします。



元来、レストランは危険とは一番遠い場所にあって、
美味しい時間だけがそこにある。

せっかくのビストロの夜。
心からリラックスして、
美味しいフランスをお楽しみください。




レストランの語源は【restaurer】レストレ「復元する・回復する」


僕たちの日常を少しずつ。

精一杯の「安全」と、

「美味しい!」で みんなを元気にさせちゃうからね。

さぁ、ビストロへ行こう!





ランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
 

capitaine(←)(chef)


「本物のビストロ」の証 “Bistrots Beaujolais” に認定されました。
 ・LE GUIDE DES BISTROTS BEAUJOLAIS   (2021/1/21 更新)
 


フランスって美味しい!
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