Sole bonne femme

魚料理の中で、
作るのも、食べるのも一番大好きな、この料理。
少し形を変えて、今週から黒板に仲間入り。


Paupiettes de sole
aux salsifis à la bonne femme
(ポーピエット ド ソル オ サルシフィ ア ラ ボンヌファム)
ソール ボンファム
舌平目のポーピエット ソース ムスリーヌ

Paupiettes de sole aux salsifis à la bonne femme


paupiette (ポーピエット)
薄い肉や魚の身に、ムースや野菜などを塗って巻いた料理。
仔牛で作る、paupiettes de veau が有名かな?
sole (舌平目) はもともと身の薄い魚だから、
ポーピエットに仕立てるのに向いてるよね。


フランス料理の魚料理で登場機会が多い、ソール。
太陽王ルイ14世がこよなく愛し、
高貴な魚として紹介されたことが要因の一つかもしれないね。
でも、特徴あるその身の形、繊細な中に濃いうま味。
やっぱり、フランス料理には欠かせない魚だと再認識させてくれる。

魚料理に使う、魚の骨からとる出汁、fumet de poisson も
味の深み、バランス、ゼラチンの具合も、
ソールの骨からとるのが個人的には気に入っている。


さて、ソール ボンファム
古典という言葉で終わらせるには
あまりに惜しい、味わい、香り。
しっとりと火が入ったソールを
やわらかなソースがすべてを包み込む。
この完成度は “ これぞフランス料理!” と感じずにはいられないはずだ。

肉料理に負けない力強さがありながら、
決して重くならない理由は、かくれた酸とコク。
そして、どこまでもあふれる香り。


ブログを書いてて、
僕も食べたくなってきた。

だって、写真が・・・、美味しそうだ。

さぁ、どのワインとあわせようか?

フランス料理の奥深い世界へ、ようこそ!



ランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
 


chef


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