たまにはいいでしょ。
今日は “ シェフと綴る ” ワイン手帖 だ。
ビストロにはガメィがなくちゃ始まらない。
ガメィと過ごすビストロの夜。
体験したら、いっきに虜だ。
可愛らしさ、軽い飲み口、いちごみたいな、・・・。
そんなガメィのイメージを覆しちゃうとっておき。
スミレが咲きほこる香りで始まって、黒い果実が攻めてくる。
シナモン、クローブの香りも手伝って、大人な夜にぴったりだね。
僕がこのワインから浮かぶイメージはただ一つ。
サックスブルーで受け継がれる、司令塔の系譜。
天才レフティを操る、かつての怪物レフティ。
頼れる兄貴分、格好良さ、引き付ける魅力、はにかんだ笑顔。
サッカー王国の、名門の復活を誓うあのクラブ。
だれもが惚れる、サックスブルーのスーツがよく似合う、
もと解説者、
そう、あの熱血な監督だ。
この大人なガメィ。
店ではマダムのイメージで紹介してるから、
飲んでみて、どっちのイメージに近いか話してくれると嬉しいな。
ビストロの夜はガメィがなくちゃ始まらない!
“ マダムと綴る ワイン手帖 ” たまには僕が書いてみてもいいでしょ?
「本物のビストロ」の証 “Bistrots Beaujolais” に認定されました。
2017公式ガイドブック GUIDE DES BISTROTS BEAUJOLAIS