rillons リヨン
高松市の姉妹都市、Tours (トゥール)。
トゥールの郷土料理といえば、なんといっても
rillettes ( リエット ) Rillettes de porc
タブロノワールでもワイン好きのお客様に人気のアミューズだ。
リエットだけじゃなく、トゥールには豚肉を使った
魅力的な郷土料理がまだある。
それが、
rillons ( リヨン ) Rillons de Touraine
綴りから同じ語源だとわかると思うけど、
塩でマリネした豚肉をコンフィのようにゆっくり加熱するという作り方にも共通点があるんだ。
まだ日本ではあまり知られていないので、
どんな料理か簡単に。
豚バラ肉をマリネした後、
鍋の中でじっくり加熱していく。
とにかくゆっくりと。
たっぷりの白ワインを少しずつ加えてはセックに煮詰め、
何度も何度もキャラメリゼしながら加熱を続ける。
すると、少しずつ豚バラ肉から脂がじわじわっと出てきて、
その脂でコンフィにするイメージでじっくり火を入れていくイメージ。
竹串を刺してみて、すっと通るようになったら、
最後は温度を上げ、揚げ焼きにしていく。
表面はカリッと、
中は驚くほどしっとりジューシー。
味わうほどにワインとスパイスの香りがあふれてきて、
またまた、ワインが進んでしまう、それが、“rillons” 。
トゥールでは、お惣菜屋さんでも普通に売られていて、
これをサラダにのせたり、
薄く切ってサンドウィッチにしたりして、
日常の食卓には欠かせない。
でもビストロで食べるのに、
冷めてちゃもったいないよね。
美味しさを存分に味わうには出来立てが一番!
タブロノワールで楽しめるのはもちろん熱々の“rillons” だ!
一緒に楽しむワインはやっぱり Loire ロワール 。
フランスの庭と呼ばれる、ロワール渓谷の古城に思いを馳せながら
身も心もどっぷり浸ってみたら素敵な時間が流れそうだね。
ルイ12世もブロワ城でこの味を楽しんでいたんじゃないかな?
そうそう、たまにお客様から聞かれるんだけど、
フランス第二の都市、Lyon(リヨン)とはまったく関係はない。
カタカナ表記だとどうしても同じになっちゃうけどね。
ロワール地方、トゥールのリヨン。これいかに。
ややこしいかな?
フランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
chef
トゥールの郷土料理といえば、なんといっても
rillettes ( リエット ) Rillettes de porc
タブロノワールでもワイン好きのお客様に人気のアミューズだ。
リエットだけじゃなく、トゥールには豚肉を使った
魅力的な郷土料理がまだある。
それが、
rillons ( リヨン ) Rillons de Touraine
綴りから同じ語源だとわかると思うけど、
塩でマリネした豚肉をコンフィのようにゆっくり加熱するという作り方にも共通点があるんだ。
Rillons de Touraine à l'œuf frit |
まだ日本ではあまり知られていないので、
どんな料理か簡単に。
豚バラ肉をマリネした後、
鍋の中でじっくり加熱していく。
とにかくゆっくりと。
たっぷりの白ワインを少しずつ加えてはセックに煮詰め、
何度も何度もキャラメリゼしながら加熱を続ける。
すると、少しずつ豚バラ肉から脂がじわじわっと出てきて、
その脂でコンフィにするイメージでじっくり火を入れていくイメージ。
竹串を刺してみて、すっと通るようになったら、
最後は温度を上げ、揚げ焼きにしていく。
表面はカリッと、
中は驚くほどしっとりジューシー。
味わうほどにワインとスパイスの香りがあふれてきて、
またまた、ワインが進んでしまう、それが、“rillons” 。
トゥールでは、お惣菜屋さんでも普通に売られていて、
これをサラダにのせたり、
薄く切ってサンドウィッチにしたりして、
日常の食卓には欠かせない。
でもビストロで食べるのに、
冷めてちゃもったいないよね。
美味しさを存分に味わうには出来立てが一番!
タブロノワールで楽しめるのはもちろん熱々の“rillons” だ!
一緒に楽しむワインはやっぱり Loire ロワール 。
フランスの庭と呼ばれる、ロワール渓谷の古城に思いを馳せながら
身も心もどっぷり浸ってみたら素敵な時間が流れそうだね。
ルイ12世もブロワ城でこの味を楽しんでいたんじゃないかな?
そうそう、たまにお客様から聞かれるんだけど、
フランス第二の都市、Lyon(リヨン)とはまったく関係はない。
カタカナ表記だとどうしても同じになっちゃうけどね。
ロワール地方、トゥールのリヨン。これいかに。
ややこしいかな?
フランスよりもフランスらしく
受け継がれてきた本物の味を。
chef