フランスの風景 １０

不思議なことに東京にいたころよりも、
フランスに旅行に行くとか、
以前フランスに住んでましたという方と会う機会が増えた。

小さなフランス料理店をしているから、
ということは関係してるだろうけど
フランスが身近に感じられて、なんだか心地よい。

先日も、年末にParisに行ってきたお客様が。
フレンチカンカンで有名なMoulin Rouge ムーランルージュのそばのホテルに泊まり、
滞在中は、とにかくビストロでうまいものをたくさん食べてきた、と。

いつか、ご一緒したいなと思いつつ、
そのお客様の、ライトアップされたシャンゼリゼ通りの話が印象的で。
夜のシャンゼリゼ通り。
以前撮ったいい写真があった気がして探してみた。



Arc de triomphe de ľÉtoile

エトワール凱旋門

かのナポレオンの命により戦いに勝利した記念に建設された。
１８３６年の完成時にはナポレオンはすでに死去していて、
彼がこの門をくぐったのは、
１８４０年にParisに改葬されたときだったことは
あまりにも有名なエピソードだ。

Arc de triomphe  凱旋門 は戦争に勝利した記念に、
文字通り戦勝記念碑として造られた門である。
発祥は古代ローマ時代にまでさかのぼり、
日本では凱旋門と言えば、この「エトワール凱旋門」だが、
壊されたものも含めるとかなりの数の凱旋門が建てられたはずだ。

この凱旋門を中心に、
ĽAvenue des Champs-Élysées シャンゼリゼ通り を含めて
１２本の通りが放射線状にのびていて、
その形が étoile （星）のようだと名づけられたそう。

写真は、大きな横断歩道の真ん中で信号を気にしながら、ね。

途中、カフェに寄りながら、
コンコルド広場までゆっくり散策。
緩い下り坂になっているので、意外と楽に歩けるんだよ。



chef


フランスの風が吹く高松のビストロ、
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