Salade de légumes crus

サラダって、
お皿に盛りつけて
食卓でドレッシングをかけて食べると思ってる人、
多いんじゃないかな?

ダメじゃないけど、…ね。

ドレッシングをかけてダメなら…和える?
うーん。ほんとはちょっと違うんだ。

簡単なようで実は奥が深いサラダ。
こんなところにも僕なりのこだわりが詰まっている。
今日は、こんな話に付き合って。

美味しいサラダの作り方。


Salade verte ( サラド ヴェルト )

グリーンサラダは、葉野菜をおいしく食べる料理だ。
シンプルな調理なので素材は本当に大切。
鮮度のいい、力のある葉野菜の美味さは格別だ。
苦さと甘さが混在し、それだけでしっかりと存在感がある。

お店では営業の直前に冷水にさらしてパリッとさせ、
しっかり水を切っておく。
水にさらしすぎてもダメだし、水切りが不十分だと水っぽい仕上がりになる。
でも、乱暴にすると葉野菜はすぐに傷んでしまうから、
繊細な扱いが求められるよね。



そして、必要量をボールにとったら、
ドレッシングと「和える」んじゃなくて、
軽く塩をして、やさしく揉むように混ぜ、


ドレッシングsauce vinaigretteをかけて、さらに揉むように混ぜる。


え?サラダを揉むの?
そう。軽く、ではあるけど、感覚としては、揉む感じ。

この時の塩やドレッシングは、もちろん味付けという意味もあるけれど、
塩と酢、圧力と、手の温度で、葉野菜にダメージを加えるイメージだ。


この加減が、美味しさの秘密。



野菜の種類や季節によって、
その野菜の持っているパワーや葉の厚さもバラバラだから、
ボールの中で実際に手で触れて初めて、
どれくらいの力加減と時間、ダメージをかけるか決める。
この加減は、もう経験としか言えないけどね。

こうやって出来たサラダは、その日の食事の主役の座を狙える、そんな美味しさです。

「美味しいサラダが食べたーい!」

という人はぜひタブロノワールのサラダを。
人気の二つのメニューがサラダ大好きなお客様をお待ちしています。

ジェジエのコンフィ サラダ仕立て 
Gésiers confits en salade
シャルキュトリのサラダ
Salade gourmande de charcuterie
 


chef

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